勉強のコツの見直しに最適:『超「超」勉強法』野口悠紀雄
ぼくは最近、
野口悠紀雄さんの『超「超」勉強法』
という本を読みました。
この本は
勉強のコツを分かりやすく教えてくれます。
すでに活用しているものもあれば、
知らなったこともあり、
自分の勉強術をいちど棚卸ししてみる
のに役立ちます。
本書を読み、
多数のヒントが得ることができたので、
今回は、この本からの「3つの学び」を
紹介したいと思います。
勉強法の三原則
この本では、
勉強法の三原則が紹介されています。
この三原則は、どんな科目にも
応用できる基本的な考え方です。
➀ 解き方や文章を暗記する
勉強では、
問題の解き方や文章を暗記することが重要。
そうすることで、問題を早く
正確に解くことができるようになります。
⓶ 最重要の2割にフォーカス
どんな科目にも、重要なポイントと
そうでないポイントがあります。
勉強では、重要なポイントに
フォーカスして学習することが大切。
重要なポイントを知るために活用するのが
教師、過去問、入門書。
そうすることで、効率的に学習できます。
⓷ まずは全体を把握する
まず全体を把握することで、
何を学習すればいいのかがわかり、
効率的に学習できます。
数学のコツ:8割の理解でどんどん進む
数学は、論理的な思考力が求められる科目。
しかし、最初から完璧に理解しようとすると
なかなか前に進めなくなってしまいます。
本書では、数学は8割ぐらいわかったら
どんどんと先に進むことを推奨。
基礎がわからなくても良いので、
とにかく進んでしまいます。
そうすることで、あとから
基礎の意味がよくわかるようになってきます。
また、以下のように理工系と文系で
それぞれ必要とされる数学の違い
についても説明されています。
理工系:微分、積分、解析学
文系:線型代数、統計学(とくに分散)
いままで漠然と捉えていたものが
整理され、スッキリしました。
英語のコツ:長い文章の丸暗記
英語の学習法として、長い文章を
丸暗記することがオススメされています。
というのも、記憶を確実にするには
覚える内容を長くし、意味のある文章を
覚えることが効果的だから。
著者は
小説を丸暗記するのがよいと述べています。
ぼくも、小説ではないのですが、
英語学習にスティーブ・ジョブスの
スタンフォード大での卒業スピーチの丸暗記を
とりいれ、効果を実感しました。
いまやっているドイツ語の学習にも
丸暗記をとりいれたいと考えています。
お気に入りの『モモ』か『クラバート』という
小説を丸暗記したいと思います。
まとめ
『超「超」勉強法』は、分かりやすく
勉強のコツを教えてくれる一冊。
勉強法の三原則は、さまざまな勉強に応用
できる汎用性の高さをもっています。
また、数学と英語の具体的な勉強方法が
参考になりました。
この本から学んだ勉強法を実践して、
効果的に勉強したいと思います。
勉強法に悩んでいる人は、
一度目を通してみてください。