【ものかき柱稽古】個人出版までのロードマップを「鬼滅の刃」の「柱稽古」になぞらえてみた:note・𝕏・ツェッテルカステン
ぼくは『鬼滅の刃』のファンの一人です。
すこし前に、アニメ版では「柱稽古」編が終了しました。
この柱稽古は、最高位の剣士である「柱」たちが主人公を含めた隊士たちに課す、まさに地獄のような特訓。
この柱稽古は7段階あるのですが、調べてみると、構成がよくできているなぁ~と感心しました。
基礎体力向上からはじまり、太刀筋の矯正や、打ち込み稽古などがふくまれています。
「これはおもしろい!!」と思ったので、この柱稽古を「もし目的が、鬼を倒すことではなく、個人出版だったら」という妄想で翻案してみました。
今回は、その妄想にもとづいて構築した「個人出版までの超ハードな柱稽古」をご紹介いたします。
大前提
個人出版という名の戦いに挑むためには、まず情報をストックするための「ソーシャルブログ」と、情報を拡散するための「SNS」、そしてベースとなる「知的生産法」の三つの武器を鍛え上げる必要があります。
ソーシャルブログとは、無料で使え、なおかつユーザー数のおおいブログのこと。
note、はてなブログなど、ご自身に合ったものを選択いただければと思います。
今回は、ぼくが日常的に使っているnoteを例として解説します。
情報の拡散には、ユーザー数の多い 𝕏 を例としてあげていますが、インスタやBlueskyでも大丈夫です。
知的生産術はいろいろな種類がありますが、個人的にはツェッテルカステンを用いるのがオススメ。
もちろん、お好きな知的生産法を使用して頂ければと思います。
第一の試練:基礎体力向上稽古
柱稽古の第一段階は、剣士としての基本的な体力を身につけるための訓練です。
個人出版においてまず大切なのは、「書くこと」を習慣化すること。
そのため、この段階ではnoteに毎日記事を投稿し、𝕏で毎日1回投稿することを目標にします。
さらに、知的生産の基盤となるツェッテルカステンを活用し、毎日3つのメモ・ノートを追加することを心がけましょう。
ひとが習慣化に必要な期間の平均が「66日」なので、これらすべてで66日間の連続を目指します。(いきなりハードモード...)
クリア条件
noteに66日、連続で1つの記事を投稿
𝕏に66日、連続で投稿(1日1つの投稿でOK)
66日連続で、ツェッテルカステン1日3つのメモ・ノート
第二の試練:高速移動稽古
第二段階は、より速く、より正確に動くための訓練。
個人出版においても、読者の心を掴むためには、スピードと小回りが重要です。
そのため、𝕏での投稿数を1日10投稿まで増やし、AIを活用して記事の校正やタイトル作成の効率化を図りましょう。
また、note記事を書く時間を半分にすることを目指します。
クリア条件
𝕏にて一日10投稿を、66日継続
note記事の作成と、𝕏の投稿を作成するのに生成AIを活用
note毎日投稿、ツェッテルカステン1日3つのメモ・ノートも継続(継続できていなかったら、あらためて66日継続)
第三の試練:地獄の柔軟性
第三段階は、自分の体の柔軟性を向上させるための訓練。
個人出版においても、読者を飽きさせないために、柔軟性とバリエーションが重要です。
そのため、自分のキャラクターや文体を変化させてみることにしましょう。
より具体的には、あこがれ人や、自分が理想とする人が使っている「キャラクター」と「文体」を真似します。
また、想定する読者、つまりターゲットを変えて記事を書きます。
1つのテーマを10人のターゲットに向けて書き分けてもよいですが、10のテーマを10人(つまり1ターゲット1テーマ)で書いても大丈夫です。
クリア条件
自分のあこがれ、理想とする作家や書き手を3人ほどリストアップ
それら作家が使うキャラクターと文体をコピーして、note、または𝕏に10回ほど投稿する
noteを書くときに、10人のターゲットを選び、それぞれに対して記事を書く(つまり10記事)
note毎日1記事投稿、𝕏毎日10投稿、ツェッテルカステン1日3つのメモ・ノートも継続(継続できていなかったら、あらためて66日継続)
第四の試練:太刀筋矯正稽古
第四段階は、自分の剣筋を整えるための訓練。
個人出版においても、読者に信頼されるためには、軸となるコンセプトや明確な文章表現が重要です。
そのため、「第三の試練」で試してみたものの中から、自分にあったキャラクターと文体を定めましょう。
さらにターゲットを絞り、そのターゲットに向けた文章を書きはじめます。
またこの段階では、文章をひきしめる「校正」の方法と、読者を惹きつけるタイトルを考えるための「コピーライティング」を学びましょう。
クリア条件
自分のキャラクターの確定
自分の文体を決める
ターゲットを絞る(多くても3人まで)
お気に入りの校正の本とコピーライティングの本を1冊みつける(常に見返す用)
note毎日1記事投稿、𝕏毎日10投稿、ツェッテルカステン1日3つのメモ・ノートも継続(継続できていなかったら、あらためて66日継続)
第五の試練:無限打ち込み稽古
第五段階は、ひたすら基本の稽古を繰り返すことで、剣技を磨き上げるための訓練。
個人出版においても、継続こそが成長の鍵です。
そのため、ベースとなるnoteの毎日投稿、𝕏での毎日10投稿、ツェッテルカステンでの1日3つのメモ・ノートを継続します。
そのさいに、第四の試練で選んだターゲットや、キャラクター、文体を意識しながら行い、体にしみ込ませます。
クリア条件
第四の試練で決めた自分のキャラクター、文体、ターゲットを使い、note毎日1記事投稿、𝕏毎日10投稿を66日継続。
note1,000日連続投稿の達成(継続できていなかったら、あらためて66日継続でOK)
𝕏毎日10投稿、ツェッテルカステン1日3つのメモ・ノートも継続(継続できていなかったら、あらためて66日継続)
第六の試練:筋肉強化稽古
第六段階は、剣技をより強力にするための訓練です。
個人出版においても、いよいよ集大成となるのが「本の出版」です。
ここでは、Kindle Direct Publishing(KDP)に登録し、手持ちのファイルを電子書籍に変換する方法を学びましょう。
さらに、Canvaを使って本の表紙とMKツール(本の紹介バナー)を作成。
そこで問題は、デザインを一から学ぶのは大変だということ。
「デザインができる」というのはとても抽象的なスキルで、判定も難しいものです。
ですのでとりあえずは、本の表紙とMKツールを作るさい、競合の本が使っているものを参考に、良いところを取り入れることを行いましょう。
クリア条件
Kindle本を一冊出す
note毎日投稿、𝕏毎日10投稿、ツェッテルカステン1日3つのメモ・ノートも継続(継続できていなかったら、あらためて66日継続)
第七の試練:詳細不明(おそらく総ざらい的稽古)
マンガやアニメでは描かれなかった、幻の第七の試練です。
これは、今までの訓練の総ざらい的な内容だと推測されています。
ですので毎日の作業と、Kindle本の出版を加速させます。
クリア条件
Kindle本を10冊出す
1冊の本につくレビューの数が10を超える(どの本でもOK)
note毎日投稿、𝕏毎日10投稿、ツェッテルカステン1日3つのメモ・ノートも継続(継続できていなかったら、あらためて66日継続)
まとめ
このように、鬼滅の刃に登場する「柱稽古」を参考に、個人出版までのハードモードな稽古を組み立ててみました。
もちろん、これはあくまでも一例であり、人によって最適な方法は異なります。
しかし、大切なのは、目標を設定し、継続的に努力すること。
ぼくもこれから精進をつづけ、多くの人に読んでもらえるような本を出版していきたいと思います。
(𝕏での投稿が、1日10投稿もできていないので、第二の試練でつまづいていますが...w)
また、質問や感想、ご提案などがあれば、ぜひお気軽にコメントください。
※ここではnoteや𝕏の「フォロワー数」をクリア条件には取り上げませんでした。それは、フォロワー数を目標として一般化するのが難しいと判断したからです。
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ホヴィンチ|📌フォローはこちら
・noteを愛する主夫・学生
・noteの記事からKindle本を出版する仕組みをつくっています
・𝕏(旧Twitter)にて書くことと、Kindle出版について発信中
・『Notion習慣トラッカー』をKindle出版
・『もろこしコーン』というナンセンス絵本をKindle出版
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