デジタル迷子だったぼくが、紙のノートで「自分」を取りもどしはじめた - アイディアの筋トレ
ひとりでご飯を食べるとき、パソコンやスマホでYouTubeの世界にどっぷり浸る毎日。
だけど、そんなとき気づきました。
それは、ほかの誰かが織りなす物語をただ見ているだけで、自分の物語を見失っているんじゃないか?ということに。
そこで最近は、YouTubeのかわりに「紙のノート」をひらくことにしました。
それが、なんともいい感じ!
自分との対話を楽しめるんです。
デジタルによって失われる「自分」
デジタルの世界には、おもしろいものがあふれています。
しかし一方で、そのおもしろさに飲みこまれすぎると、主語が「自分」ではなくなってしまいます。
どういうことかというと、自分が「自分という人生の物語」の主人公ではなくなってしまいます。
それは、他の人のコンテンツや意見にながされ、自分本来の欲望や目標を見失ってしまうから。
これでは、自分はいったい何を求めているのか、自分の方向性を見極めることが難しくなります。
それに、ほかの人が作ったものを見るだけじゃなくて、自分から何か生み出したいですよね。
そこで、「自分」を取りもどす旅に出発することにしました。
自分を取りもどすための「紙のノート」
デジタルの弊害から自分を解き放つには、「自分の頭のなかにダイブする」こと。
それには、白紙にむきあうのが一番です。
著名な物理学者であるファインマンも、ノートにものを書くことは、考えたことの記録でなく「考える行為そのもの」だ、と言っていました。
白紙にむきあうことで、自分の頭のなかに秘められたアイディアや宝物が、つぎつぎと姿をあらわしてきます。
はじめてみて思ったのが、ほかの人が描く物語よりも、自分自身の内なる探検のほうが、じつはもっとおもしろくて深いということ!
クリエイターを目指すならば、まずは自分自身を知ることが不可欠なので、紙のノートはその手助けとなります。
オフロで「アイディアの筋トレ」
いままでオフロでは読書を楽しんでいましたが、自分を取りもどすためにノートに変えました。
オフロでは、ノートに「アイディアを10個だけ書く」ことを日課としています。
これにより、自分の中から湧き上がるアイディアに気づくことができるんです。
ノートに書くことで、思考が整理され、新たなアイディアが生まれやすくなります。
そのプロセスは非常に面白く、自分の中に眠っていた発想力が目覚める感覚を味わうことができます。
まさに「アイディアの筋トレ」です。
なぜ毎日10個のアイデアを紙に書くことをはじめたのかは、以下の記事にまとめています。
まとめ
紙のノートは、デジタルの世界に埋もれがちな「自分自身との対話」を取りもどす手段となります。
デジタルの弊害から解放され、アイディアや自分の目標にむきあう時間をもてることが魅力的。
食事中やオフロといった、場所と時間を決めるのが有効です。
そうすることで、自分を取りもどし、より充実した日常を築いていくことができるはず。
ぜひ、紙のノートを手に取り、自分と向き合ってみてください。