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ひろゆきさんの『無敵のコミュ術』を読んでみた

会社員時代、いつも軽妙なトークで周囲を惹きつける人がいました。

ぼく自身は話すのが苦手だったので、とても羨ましく思っており、いつかはトーク力を磨きたいなぁと思っていました。

そんな折、2ちゃんねるの生みの親であるひろゆきさんが、コミュニケーション術をテーマにした本を出版。

それが『無敵のコミュ術』。

「論破王」として知られる彼自身、実は少しコミュ障だと告白しており驚きました。

今回は、本書から学んだ3つの視点をご紹介します。


1. 交渉とはメリットとデメリットを伝えること

給与アップを交渉する場面を例に考えてみましょう。

「給料が上がらなければ、会社を辞めます」と切り出すのは効果的ではありません。

相手にとってもデメリットにしかならないからです。

もっと効果的なのは、以下のような伝え方です。

「僕が会社を辞めると、現場が回らなくなり、月の売り上げが800万円減ります。そうなれば、会社全体の利益も大きく落ち込みますよね。(デメリット) 一方、僕の月給を100万円上げても、会社にとってはまだ黒字を維持できます。さらに、昇給していただければ、残業代は請求しません。(メリット)」

このように、自分の要求を伝えるだけでなく、相手側へのメリットを明確にすることが重要です。

2. 相手に何か言われたときに言い返さない

何か言われたら、まずは「はい」と答え、相手の話をよく聞くようにしましょう。

たとえ納得がいかない内容であっても、あとから軌道修正することは可能です。

ただし、あまりにも理不尽な要求には「ノー」と言うことも大切。

ぼく自身、とにかく「はい」と答えることに苦労しました。

なぜだか「いや」と否定系で答えるのが口グセになっていたからです。(本当、なんなんでしょう?性格がひねくれているから?)

とりあえず「はい」で話を聞き、その後に自分の意見を述べることで、円滑なコミュニケーションを図ることができます。

3. 人に好かれるには、とりあえず長い時間を一緒に過ごす

人に好かれるために、第一印象は確かに重要です。

そして、それ以上に大切なのは「相手と過ごす時間」

何度も会って、長い時間を一緒に過ごすことで、相手との距離を縮めることができます。

その際、ありのままの自分を受け入れてもらうことが重要。

感情に蓋をしすぎるのではなく、自然体で接することで、相手から好印象を与えられるでしょう。

それに、感情コントロールが苦手な人の方が、かえって好かれやすいという傾向もあります。

まとめ

無敵のコミュ術』は、コミュニケーションに苦手意識を持っている人にとって参考になる一冊。

本書で紹介されている方法は、ビジネスシーンだけでなく、プライベートな場面でも役立てることができます。

今回紹介した3つの視点以外にも、本書にはたくさんの有益な情報が詰まっており、自分に合った方法を見つかるはず。

本書を通して、より良い人間関係を築くためのヒントを得られます。

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