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【2024年版:書く】個人出版をめざす方々にオススメしたい定番の書籍リスト
お盆休みもすぐそこ!
お盆のお供として、今回は「書くこと」に特化した本のリストをご紹介します。
個人出版を目指す方々にぜひ読んでほしいリストです。
どれも手にとって読み、実際に役に立っている本たちばかり。
ぼく自身、個人出版をはじめたばかりですが、一度、棚卸のためにもまとめてみました。
これらの本は、文章の書き方から、マーケティングまで、幅広くカバーしています。
個人出版するに際して、このリストが参考になればうれしいです。
▼ 書く習慣
書くことは、決して簡単なことではありません。
途中で挫折してしまうこともあるでしょう…
ここでは、あきらめずに書き続ける習慣を築くのに役立つ本をご紹介します。
『書く習慣』 いしかわゆき
本を書くためには、何よりも「書く習慣」をつけることが大切です。
毎日少しずつでも良いので、文章を書くことを習慣化するのに役立つのが本書。
書くことが苦手な人の緊張感をといてくれ、思い込みをほぐしてくれます。
『書くことについて』スティーヴン・キング
泣く子も黙る(?)、ホラーの王様スティーヴン・キングが書いた「書くこと」についての本。
そもそも、「書くためには、たくさん読まなきゃダメだよね?」と、インプットの重要性といった、当たり前のことを教えてくれます。
▼ 書くマインド
『一億三千万人のための 小説教室』高橋 源一郎
この本はタイトル通り、小説の書き方を初心者にもわかりやすく解説したものですが、小説の技法というものは全くのっていません。
「その人にしか作れないものを作る」ための姿勢といってもよく、「小説教室」というより「クリエイティブ教室」と言ってもいい一冊。
「世界を客観的に見る」「すぐには書き出さない」「自分の知っていることを書く」といったアドバイスは、即効性はないですが、時間をかけながらクリエイティビティを上げることができ、小説家ではないクリエイターの方にも参考になるはず。
文体をマネるためのブックガイドもついており、このブックガイドがなければ、出会えていなかった作家や作品ばかりです。
『文章表現四〇〇字からのレッスン』梅田 卓夫
この本は、短い文章の書き方を学ぶことができる入門書です。
良い文章というのは、「自分にしか書けないことを、誰にでもわかるように書かかれたもの」ということを教えてくれます。
文章例も豊富なので、読んでいて面白いです。
また、「少しのウソを入れる」といったスパイスの効かせかたも参考になります。
「きまり文句を排除」するといったテクニックにも触れられていますが、本書をよむと、それぞれの文章に対する作業が遊びのように感じられ、文章を書くことが楽しくなってくるから不思議です。
▼ アイデア
本を書くためには、面白いアイデアが必要です。
アイデアが浮かばないときは、以下の本を読んでみましょう。
『アイデアのつくり方』ジェームス W.ヤング
アイデアについてのド定番な本。
広告会社の電通でも、本書が新入社員に配られているらしいです。
新しいアイデアとは、「まったく関係ない2つの要素を掛け合わせることでできる」ということが分かります。
この本は、アイデアを生み出すためのさまざまなテクニックを紹介しています。
アイデアに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
『知的生産の技術』梅棹 忠夫
この本は、情報収集や整理の方法について詳しく解説しています。
アイデアを生み出すためにも、アイデアの保管にも役立つ本。
「知的生産」という言葉はこの本から生まれたようで、もはや古典とよばる作品ですが、まったく色あせません。
ちょっと話がそれますが、「読書は1度目は線をひきながら、2度目はその線をひいた箇所を読む」という著者の読書法と、ぼくがやっている読書の方法が同じで、なんだか仲間を発見したみたいでうれしくなりました。
(10年以上前にもこの本を読んでいるので、この本から影響をうけたからなのかもですが、覚えていませんw)
アイデアを効率的にまとめたい方にオススメです。
▼ ノンフィクション
ノンフィクションを書きたいと考えている方は、以下の本を読んでみましょう。
『スペクテイター〈33号〉 クリエイティブ文章術』エディトリアル・デパートメント
書くことは力、書くことは自分を知ること。
SNSでは伝えきれない熱い想いや、世界をめぐる真実をクリエイティブに描いてみたい人のための文章術を紹介した本。
アメリカのニュージャーナリズムについてくわしく取り上げられています。
ぼくはこのムーブメントを知らなかったので、読んだときに衝撃をうけました。
(ぼくの大好きなカポーティ『冷血』が、ニュージャーナリズムの形成に大きな影響を与えたというのは、本書を読んではじめて知りました。)
後半にはすぐれたノンフィクション作品がまるまる収録されており、アンソロジーとしても側面も。
また、ノンフィクションの技法を学ぶための上質なブックガイドもついています。
『ルポルタージュの方法』本多 勝一
著者は「カナダ・エスキモー」、「アラビア遊牧民」、「ニューギニア高地人」について本を書いたルポライター・本多勝一さん。
この本は、ルポルタージュの書き方を詳しく解説したものです。
「ルポについて議論するよりも、ルポについての実践を一回でもするほうがいい。」と語る著者。
著者が開催したワークショップにて、生徒たちに出した宿題が「3ヶ月で、100枚(1枚400字)のルポルタージュを書く」ことでした。
つまり「3ヶ月で4万字」ということになり、これは自分で何かモノを書くときの一つの基準として使えると思いました。
上記のスペクテイターでも取り上げられており、説得力のある本です。
▼ マーケティング
本を出版しただけでは、なかなか売れるものではありません。
本を売るためには、マーケティングの知識も必要です。
『マーケティング22の法則』アル・ライズ、ジャック・トラウト
マーケティングの本は数多く世に出回っていますが、個人的には、本書によって一気に視界がひらけました。
マーケティングにおいて重要なポイントが凝縮されており、わかりやすいです。
ここに書かれていることを、まだ全然活かしきれていないので、悔しくもあります。
これから、ずっと読み返していく本だと思います。
▼ コピーライティング
本のタイトルや帯などのコピーライティングは、本の売れ行きを左右する重要な要素です。
『ザ・コピーライティング』ジョン・ケープルズ
この本は、コピーライティングの基礎から応用までを網羅したもの。
アメリカの広告の父と呼ばれるオグルヴィでさえ、「この本は間違いなく、いままで1番役に立つ広告の本だ」と絶賛しています。
ここに書かれていることも、まだ全然活かしきれていないので、非常に悔しいのですが、マスターするときが楽しみな本。
これからもずっと読み返していく本で、魅力的なコピーを書きたい方にオススメです。
▼ まとめ
今回は、「書く」ことにフォーカスした書籍リストを紹介しました。
個人出版を目指す方の参考になればうれしいです。
ぜひ、「書くこと」について、みなさんが影響を受けた本も教えてください!
(とくにSNSでのライティングについては、決定版がないと思っているのですが、良い本をご存じでしたら教えていただけるとうれしいです!)
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