睡眠不足の素顔:短い睡眠がいかに危険かを解き明かす
新作のゼルダがとどいて、毎日睡眠不足になっています。
そして気づいたのが、睡眠不足だと基本的に「ネガティブ」になるということ。
主夫なので、毎朝朝食や洗濯といった家事をしているのですが、いつもはなんとも思わない納豆をまぜる行為や、洗濯を干すといった行為ですら、「めんどくさい」と思っている自分を発見しました。
「めんどくさい」と思う前と後で違うのは、「睡眠時間」だけだったので、睡眠不足が原因だと思いました。
そもそも睡眠は、人間の生活における重要な要素。
しかし、現代の忙しい世界ではしばしば睡眠は軽視され、無視される傾向にあります。
そして、現代社会の要求に応えるために、睡眠を犠牲にする人々が増えていることから、睡眠不足の代償はひろく懸念されています。
なので今回は、身体的、認知的、感情的な健康に対しての、睡眠不足の数々の悪影響を列挙。
そして、健康的なライフスタイルの重要な要素として、十分な睡眠の必要性にせまります。
まずはじめに、認知機能の低下。
睡眠不足は、注意力、集中力、記憶力などの認知プロセスに悪影響をおよぼします。
睡眠不足は情報の定着を妨げ、学習を妨げ、問題解決能力を阻害。
認知的な課題がより困難になり、生産性が低下し、総合的なパフォーマンスが低下します。
つぎに、身体的健康の低下。
睡眠不足は、さまざまな身体的な健康問題と密接に関連しています。
慢性的な睡眠不足は、免疫システムを妨げ、感染症や病気に対する個人の感受性を高めます。
また、食欲を調節するホルモンのバランスの乱れにより、体重増加や肥満につながります。
さらに、睡眠不足は、糖尿病、心血管疾患、一部のがんなどの慢性疾患の発症リスクを高めるとされています。
三つ目に、感情の不安定さとメンタルヘルスの問題。
睡眠不足は感情的な幸福感に深刻な影響を与えます。
イライラや気分の変動を引き起こし、怒りやストレスに対する傾向を高めます。
不十分な睡眠は、うつ病、不安症、双極性障害などの精神疾患の発症と関連しており、症状を悪化させ、効果的な管理を妨げる要因となっています。
四つ目に、判断力の低下とリスクの増加。
短い睡眠時間では、判断力と意思決定能力に悪影響を及ぼし、リスクを冒す行動を増加させます。
たとえば、睡眠不足による疲労により、道路上や職場での事故が起こる可能性が高まります。
睡眠不足は反応時間、警戒心、状況認識を損ない、個人だけでなく周囲の人々にも危険をもたらします。
最後に、総合的な生活の質の低下。
睡眠不足は、総合的な生活の質に累積的な影響を与えます。
絶え間ない疲労感とエネルギー不足は、日常活動や人間関係、社会的な意欲を損ないます。
慢性的な睡眠不足は、人生の喜びを味わう能力を減退させ、モチベーションを損ない、一般的な不満感と生活満足度の低下につながります。
まとめると、睡眠不足が身体的、認知的、感情的な健康に及ぼす悪影響は否定できません。
現代社会の要求に心惑わされるかもしれませんが、十分な睡眠の重要な役割を認識することが重要。
適切な睡眠を優先し続けることで、睡眠不足の危険性を軽減し、総合的な健康と充実した人生を築くことができます。
ここ数日、夜の睡眠がすくなった分、昼寝をするようになりました。
ただしこれも応急処置にすぎません。
カルフォルニア大学バークレー校教授のマシュー・ウォーカー氏は、著作である『睡眠こそ最強の解決策である』の中で、「寝る時間と起きる時間を決めて守るのが一番大事」と言っています。
ですので、ゲームもほどほどにしなければいけないと反省しつつ、生活リズムを元にもどそうと思います。