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【読む】本と映画のきろく

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読んでおもしろかった本の書評をメインに、魅力的なストーリーを探求していきます。たまにですが、見て面白かった映画やドラマ、アニメといった映像もご紹介。
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#マンガ感想文

41歳でマンガ家デビュー!?『王様ランキング』作者の逆転人生物語がヤバすぎる

過去5年間で見たアニメのなかで、トップ5に入る作品が『王様ランキング』。 なんど泣いたこと…

忘れられないマンガ体験:『黄色い本』

高野文子さんの作品をはじめて読みました。 それが『黄色い本』というマンガ。 新作が出ると…

家族という名の怪物と、それでも生きていく:「住みにごり」

友人にすすめられて読み始めた『住みにごり』は、予想をはるかに超える衝撃作! 主人公である…

赤裸々なホームレス生活に仰天!:『失踪日記』レビュー

吾妻ひでお氏の『失踪日記』は、漫画でありながら、読者に強烈なリアリティを突きつける作品。…

【読者を虜にする圧倒的画力!】楳図かずお『わたしは真悟(1)』レビュー

去年『うずまき』というマンガを読んでから「ホラーマンガ」というジャンルが一気に気になりだ…

これを読むと、会社で働く気が一気になくなる名作:マンガ『資本論』の衝撃

すごいマンガ本を見つけてしまいました! それが『資本論』。 いままで古典作品をマンガ化し…

レビュー 『マンガ人類学講義 ボルネオの森の民には、なぜ感謝も反省も所有もないのか』

「文化人類学」という学問に興味があります。 それは、毎年イギリスの現代美術雑誌『ArtReview』が発表している、「Power 100」に、よく文化人類学者がランクインしていることが不思議だからです。 「Power 100」は、アート界でもっとも影響力のある100組のランキングで、2021年に2位を獲得したのは、『マツタケ――不確定な時代を生きる術』を書いたアナ・チン。 『ブルシット・ジョブ』で有名なデヴィッド グレーバーも文化人類学者で、10位にランクインしています