強くない(8)
いてもたってもいられず、殴り書きのようになってしまう気がしますが言葉を綴ってみます。
自殺について。
私は死んだことがないので、自殺する気持ち全てを理解はできないですが、
一度、自殺を試みた夢を見たことがあります。
今でもその夢をはっきりと覚えています。
自分でも驚くほどにそれは衝動的でした。
思考は機能していませんでした。
ただただ自分の身がここにあるのが許せなくて「死にたい」という気持ちが支配していました。
気がついたら高いところから身を投げ出していました。
これは夢だったけれど、もしかしたらこんな風に衝動的に自殺をしてしまうことはあるのかもしれない。
思考が機能せずそれしか選択肢が無くなってしまうことがあるのかもしれない。
自殺は「1番最後の逃げ道」なんだと思うんです。
自分を認めてあげられない時
ひとりぼっちだと思う時
人を信用できない時
未来に恐怖を覚えた時
絶対に選択してはいけない「1番最後の逃げ道」
ここに来る前に他の逃げ道を作るのは周りの人間です。
でも周りの人間がしがちなことは
その逃げ道を否定してしまうこと。
「自殺なんかしちゃいけない」と。
そんな当たり前なことわかってる。でももう無理なんだよ。
余計心を閉ざしかねないと思うのです。
自殺なんて馬鹿げていると思うかもしれないけど、その気持ちは声に出さないでほしい。
周りの人間ができることは
自殺志願者が「心を言語化」できるまで
ただそばにいてあげることじゃないかと思うのです。
たとえ気持ちを理解できなくても
理解しようと試みてほしい。
心を言語化できて、整理できるようになってから初めて、前に進むために共に考えていく。
私は心が弱いけれど、
「生きててよかった」って思ったことが何度もあるから
やっぱり生きていようと思う。
どんなにしんどくても
また「生きててよかった」って思える日が来るかもしれない。
そうやって生きていこうと私は思う。