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平日の昼間にラブホを利用する人たち|老夫婦・不倫・デリヘル・カップル



ラブホテルとは主にカップル達の
性交渉に適した
設備を持った施設と言われている。

その為、昼夜問わず
24時間利用できるのが特徴だ。


昼間に数時間の短時間利用を
する人もいれば宿泊で利用する人もいる。

そして利用する年齢層もさまざまだ。

ラブホの清掃員になると時々、
お客さんと鉢合わせになる事がある。


フロントにいれば監視カメラで
大体の年齢層も把握できる。


ラブホテルで働いて分かったのは
ラブホテルを利用する人は
若いカップルだけではなかったということだ。

ラブホテル=若いカップル


のイメージだった私は
高齢者が利用する現実に驚いた。


昼間の早い時間は近所で見かけるような
老夫婦ばかり入ってくるのだ。


一体、老夫婦はここに来て
何をしていくのか私は興味深々だった。

「また、おじいさん来たよー」

「何しに来てるのー?」

「風呂でも入りに来たんだろ」

偏見もちのおばさん達は声を揃えて言う。

でも、歳をとっても肌を重ねた
スキンシップがしたいと思える程、
お互い愛し合えてる事は
素敵だなと感じてしまうのは私だけだろうか。

風俗を利用する高齢のお客さんも珍しくない。


むしろ70歳くらいのお客さんの利用は
多いのではないかと感じる。

最近、某動画投稿サイトで

《平日の昼間にラブホテルを利用しているお客さんは高齢者や40代以上が多いの。なんで?》

という文字起こしの動画を投稿したら、
想像よりも反響があり、
たくさんのコメントを頂いた。

やはり、平日の昼間に利用する男女が
40歳以上が多い理由としては

仕事が平日休みの会社員だったり、
不倫の場合が多いという事。


仕事中に抜け出して
ホテルに来ているパターンもあるらしい。

とくにスーツ姿の営業マンが多い。


もちろん、男性が一人で来店し、
デリを利用するサラリーマンもいる。


パートナーがいると仕事を理由にしないと
大人の遊びが出来ないことは痛いほどわかる。

つまり、パートナーがいても性に対して
正直に向き合えないカップルが
多いことも問題なのではないか
と思ったりもするが事情は人それぞれ。


夫婦が利用するのも平日が多かった。

やはり同居家族がいると
自宅では簡単に出来ない事から、
月に数回はホテルを利用する人もいるようだ。


地域によって異なるかも知れないが
全体的に見ると平日の昼間の利用客は
40代以上が多いのかなと思う。

高齢者の利用に関しては
時間と金銭的余裕があったりする為、
のんびり部屋で過ごす目的で
ホテルを利用する場合もあるらしい。


確かに高齢者が利用する部屋は
お風呂が大きい部屋を選んだり、
ジェットバスやマッサージチェアなどが
備え付けられてる部屋を選びがちだ。


誰にも邪魔されずに自宅のように
パートナーと過ごせるという事や

アメニティーの豊富さや設備が豊富
という点でラブホテルを利用する人が多い。

だが、高齢の男女が利用した
部屋の清掃に入ると、
部屋の臭いが独特でマスクをしていても
ツンとくる臭いに包まれている。

ヨーグルトと栄養ドリンクの
ゴミが残されている部屋からは
だいたい高齢のカップルが出てくる。


アメニティーで置いている
紅茶やコーヒーなどは全て持ち帰る人が多い。


そして年齢層が高いお客さんほど、
部屋は比較的綺麗に利用している人が多い。


シップを張替えしたのか、
ゴミ箱の中にシップのゴミが落ちていたり
スキンは興味本位で開封したのか、
中身は使用していない状態で
開封されていることもあるが
目的はセックスではないような気がする。

一方で若い世代は土日の休みの日に
ゆっくり利用したり、
金曜日の仕事終わりに飲んでそのまま
宿泊でホテルを利用する人が多いらしい。


地域によって利用する年齢層は異なると思うがざっくりこんな感じなのではないかと思う。

ラブホ清掃員は利用する方に
気持ちよく過ごしてもらえるように
髪の毛1本落ちてない部屋を作る。

直接の接客はないが、
見えない接客でお客様に満足をしてもらう。

“また利用したい”

そう思ってもらえるように
今日も綺麗な部屋を作っている。


私たちは空間の接客をしている。


-ほてるちゃん-

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