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お盆休みに撮った写真たち

今年は、数年ぶりに2泊3日のお盆休みをとって、箱根に旅行に行った。

以前から泊まってみたかった「福住楼」という宿に訪れることができて嬉しかった。

いい写真がたくさん撮れたので、見ていってください。

通りがかった池に咲いていた蓮の花。
花弁の先が紅に染まって、柔らかく開いた蕾が、美しかった。蓮はかなり好きな花。
蓮の葉。青々としていて、大きく広がった姿は、なんだか安心感がある。
夏の光が好きだ。生きることを丸ごと礼賛してくれるような。すべての生命を歓迎するような。
でも、そういうところが鬱陶しくもある。
宿の窓から見えたサルスベリ。サルスベリは百日紅と書くのが不思議だ。
理由を調べても、よくわからなかった。
宿の中を探索してみた。古い建物だから、歩くと床がギシギシと鳴る。それがまた良い。
古いガラスは揺らぎがある。春の日の水面のようなガラスが好き。
揺らぎがあるガラスは、透けて見えるあちら側の景色も曖昧にする。
なんだか日本の美学を感じる。
すべてがはっきり見えていることだけが美しさじゃない。
これは写真にとってもいえることだと思う。
陰翳礼讃的なやつですね(適当)
中庭に苔むした岩があった。
中庭から差し込む光が、古木でできた廊下に反射する。
影と光の境界線に興味があるので、よく目を凝らして撮っている。
早起きは苦手だけど、朝日は驚くほど魅力的。
でも朝は起きない。眠いから。睡眠のほうが魅力的。
中庭いいな。中庭のある生活がしたい。たぶん管理はできない。
扇風機。最近はあまり使っていないが、やっぱり風情がある。
もうキャプション書くの疲れてきた。
きれいでしょ。
自分の撮る写真がいつまでも好き。
誰も入ってこられない、私だけの美しい世界が残せる。
侵略されない。否定されない。
彫刻の森美術館にも行きました。
彫刻の魅力はいまいちわからなかったけど。
池に顔を浮かべる生首みたいな彫刻。涙を流していた。
こんだけ暑いと涙も出てくるよね。

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目次ほたる/Metsugi Hotaru
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