Facebookでリア充アピールと実際のギャップに唖然

以前は非常に流行っていたSNS、Facebook。実名で情報を公開するのが前提という点に抵抗感があり、私のような臆病な人間はほとんど利用していませんでしたが。それでも、有名人でもないのに、さも充実した日々を送っているかのようにアピールする方がいらっしゃいましたね。

かつて同じ職場で働いていた女性もその一人で、Facebookに自身の顔写真や子供の写真を頻繁にアップロードし、いかにも幸せな家庭を築いているかのような印象を与えていました。名家の出身で、夫も優秀、子供にも恵まれ、高校大学も有名どころと華やかな経歴を誇示していました。現在の職場名は伏せていましたが、それも書けば良かったのに、とすら思いました。大きなところで順調にキャリアを積んでいる、と書いて誇示していましたがね。

ところが、ある日、その女性は病気のため会社を休むようになり、そのまま休職してしまいました。メンタル系の病気とのことでした。しばらくして、彼女からメールが届きました。妊娠したため、産休に入るという内容です。そして、夫も体調を崩し、両親も病気で、自分自身もメンタルが参ってしまい、今はどん底にいると、長々と綴られていました。

もちろん、病気休暇や産休は、労働者の権利です。何ら問題はありません。
しかし、SNS上でこれほどまでに完璧な人生を演出していた彼女が、なぜこのような状況に陥ってしまったのか、その落差にただただ驚愕するばかりです。なんと言えばよいのでしょうか。