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39 好きな言葉と『カルテット』
みなさん「好きな言葉って何?」と言われたら
なんて答えます?
私は坂元裕二さん脚本の『カルテット』の中に
たくさんあります。
私のいっっっちばん好きな作品です
「人を好きな気持ちって、勝手にこぼれちゃうものじゃない。」
溢れるではなくて「こぼれる」なのが
たまらなくすき。
ぽろぽろしちゃうんですよね
予期せずおっとっとって。
同じく『カルテット』
「好きだってこと忘れるくらいいつも好き」
も好きです(これはコーヒー牛乳に言ってます)
この言葉からすずめちゃん(満島ひかりさん)を思い出します(8話)
「私の好きはその辺にゴロゴロしてるっていうか
ふふっ、寝っ転がってて…
で、ちょっと ちょっとだけがんばる時ってあるでしょ?
住所を真っ直ぐ書かなきゃいけない時とか
エスカレーターの下りに乗る時とか
バスを乗り間違えないようにする時とか
白い服着てナポリタン食べる時そういうね
時にね その人がいつもちょっといるのいて
エプロンかけてくれるのそしたらちょっと頑張れる」
好きって忘れてしまうように当たり前になって
自分の支えになる。
(実際は忘れていなくて胸の奥の奥にあって
麻痺している状態と言えばいいのか…
言葉にすると難しい)
人に言われたから「好き」というラベルを
貼るのであって、好きを超越した「慈しみ」や
「生活の一部」みたいになるんだよね。
言葉の羅列が美しい…
満島ひかりさんの芯があって柔らかい声も
相まってすごく綺麗なシーンです。
これからも好きな言葉を胸に日々を営んで
いきたいです。
『カルテット』もう10回以上はみてるんですけど
冬がくるとまた見たくなります。見よう。
まだ見ていない方は是非☺️
ふたば