ほめ方・叱り方にたどり着いた訳その1
随分前になりますが初めて管理職になった時「コーチングをまず勉強したらいいね」と上司から言われ、初歩的なコーチング本までいただきました。
以前から後輩指導を重ねてましたから、なんとなく参考になったような
気がします。ただ、実際の場面でどのように活用するのかはよくわからないままでした。
その後も何冊かコーチング本に手をだしましたが、「で、結局どうしたらよいの?」って感じが多かったですね。まあそれでもきっと影響は受けていたんだと思いますが、現場で七転八倒しながら、部下も増えていき、女性の活躍推進も顕著になるなかで、部下育成で結構有名になってました。なぜだか
よくわかりませんでしたが(´;ω;`) おそらく女性職員の戦力化がうまくいってたからかもしれません。
で、現場を離れてから会社の人財育成部門に配属され、グループ社員にコーチングを教える立場になりました。
「この内容で教えるように」とテキストを渡され、先輩講師の方のデモを聴きました。部下や後輩を持つようになった職員に後輩指導をする内容でした
聴いてて感じたのは、(これでいいのかな? こんなんで育成できるのかな?)
でしたが、講師の皆さんは私よりも先輩連中ですし、新人講師の立場では物を申せなかったですね。で、実際の研修では大分中身をすり替えて実施してましたが、「他の講師と同一の内容でないと困ります」とクレームが付きましたね。それと
私「いろいろ問題点があるので、内容を改定しませんか?」
事務局「年度内は同一内容でないと、先に受講した方と公平性が保てない
のでダメです」
会社(特に本社)の体質ですから、なんとも言えませんが、問題点ありのままで聴講する方が増えることは問題では無いってのは理解できませんでしたね会社の体質の問題はひとまず置いておきましょう
問題なのは、何故私が(これで人を育つのか?)と思った点です。
続く