私の持ってる病気②メニエール病
みなさんこんにちは。車椅子jdのゆめほです。
今回は自分の持ってる病気の説明パート2としてメニエール病について説明していこうと思います。パート1はこちら↓
どんな病気?
メニエール病は回転性のめまいとともに耳鳴り・難聴を起こす病気です。
回転性のめまいとは自分自身か周囲のもの、またはその両方が動いたり回転したりしているように感じられる感覚のことです。このめまいが突然起き、吐き気・嘔吐を伴います。症状は通常1〜6時間続きますが24時間続くこともあります。
耳鳴りとは「耳がキーンとする」「ボーっと低い音がする」などと表現される症状のことですが、常に聞こえる場合も断続的に生じる場合もあります。耳鳴りと一緒に難聴が進むことが多いです。耳鳴りも難聴も片耳だけに起こり、難聴は低音域から影響されることが多いです。
原因は?
内耳に正常に存在している液体の量が過剰になることで起こると考えられています。いわゆる内耳のむくみです。内耳の液体の分泌量が増えるか再吸収量が減るかで、量が過剰になります。なぜ分泌量や再吸収量が変化するのかは分かっていません。
治療法は?
メニエール病の治療は、まず生活習慣の改善から始まります。塩分、アルコール、カフェインの制限、軽くてもよいので運動習慣をつけるなどです。それに加えて、利尿剤や回転性めまいの突然の発作の緩和のための薬、吐き気止めの薬、ビタミン剤などの服用をします。
服薬で改善しない場合は中耳加圧療法という治療法もあり私も実際に受けました。これは機械を使って強弱をつけた圧力(圧波)を耳の奥に送り、内耳に貯まったリンパ液を押し出す治療です。
他にもいくつか治療法はありますが主な治療法としては、生活習慣の改善と服薬になります。
私の症状
私は2022年の9月からめまい・耳鳴りが出始め、その後聴力が低下しメニエール病と診断されました。カフェインを避けるようにしたり、服薬もしましたが改善せず、中耳加圧療法ができる病院に紹介されました。1年半ほど続けましたがあまり効果がなかったためやめることになりました。これからは慶應義塾大学病院に診てもらいます。引き続き服薬がメインの治療になりそうですが、少しでもめまいの頻度減らして生活できればなあと思います。そして難聴の治療も進めていきたいです。
終わりに
メニエール病による回転性のめまいはとても辛い症状です。そして長時間発作が続くと何もできなくなります。中途難聴も今まで聞き取れていたものが聞き取れない、聞こえていた音楽が聞こえないなど、障害を受け止めるまでには時間がかかります。私のような難治性のメニエール病に対してもっと治療法が増えればなあと思います。