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[第1話] なつきとカエル

介護業界・医療業界口伝『ちょうじゅうケア


あらすじ(連載スタート)

なつきは介護士として介護業界で働き始めて今年でもう3年目だ。

仕事を覚えて慣れてきたとともに、後輩もできて色々と悩みも増えてきた。

自分はなんのためにこの仕事をしているのだろう、どうしたいのだろう……


そしてなつきはその日も朝番に向かうためにいつものように目を覚ました。

だが、なつきが目にした光景はいつもとは明らかに違っていた……


[第1話] なつきとカエル

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自分の部屋に突如現れたカエルに戸惑うなつき。

このカエルが何者なのかもわからず、とりあえず手元にあったスマートフォンで写真を撮り、SNSに助けを求める。

みんな心配してくれるだろう、誰か助けに来てくれるだろうと思っていたなつきだったが、自分の投稿への返信はそんな期待とは真逆のものだった。

「幻覚を見るようになったか!?」

「かえるどこにいるの???」

その返信が一人ではないことから、なつきはこの突如現れたカエルは自分にしか見えていないものなのだと悟る。

だからといってどうしていいかわからず頭を抱えるなつきだったが、そんなとき、なつきの足元になつきが酷く苦手としている虫が現れる。

「ギャアアアアアア!!」

そう叫んで後退りしたが、その瞬間、なつきの目の前からその虫が姿を消す。

ふと横を見たなつきの目には信じられない光景が映った。

謎のカエルがその虫をおいしそうに食べていたのだ。

虫を食べるなんて考えられないと考えたなつきだったが、ふとあることに気が付く。

いつも部屋に虫が出たら友達に退治してもらったり、何時間も格闘を繰り広げた末に疲れ果ててしまう。

だが、このカエルがいればどうだろうか。

いつどんな虫が出ても心配ない。カエルが喜んで食べてくれる、これはどんなに心強いことだろうか。

それに見ている限り、悪そうなことをするそぶりもない。

そう思ったなつきは、このカエルに少しの間部屋にいてもらうことにした。

とはいえ、勤務シフトの始業時間は刻々と迫っているのである。
今日、なつきは遅刻せずに介護施設にたどり着けるのであろうか…

つづく



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