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「頭がいい」とはどんな人?

「頭が(の)いい人の・・・」というタイトルの本をよく見かけます。
では、その本の内容通りにすれば頭がよくなるのでしょうか。
分厚い本の中のことを実践するには・・・。と思うだけで読む気になれませんから、それがもう頭がよいわけではないことを証明しているのでしょう。

子ども時代、勉強ができること=学校の主要科目の理解度やテストの点数が高い子を指して「頭がいい」と言っていました。今も昔も同じです。
では、子どもは「いつ、どこで、誰から、どうして、この言葉を覚えた」のでしょうか。
聞いたことがない言葉は話せませんから、おそらく、友達や親、ひょっとしたら教師が使っているところを聞いて使い始めたのでしょう。

私は「頭がいい人」と問われて、「同じ失敗を2度しない人」と子ども達だけではなく大人にも答えてきました。

「学習効果が高い人」を私は頭がいいと思っていますし、自分もそうありたいと思っています。

最初から満点を取ることも大事ですが、ミスしたこと、わからなかったことを修正して、やり直して、次は正解する姿勢を評価したいのです。
失敗を怖がる、咎める日本人に不足していることです。

私は「頭がいい人」ではありませんでしたが、それなりに学習効果を高める努力(かっこつけて見えないところで)していました。

「カモの水かき」を評価する社会になってほしいものです。