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宇宙芸術 作品紹介レポート Vol.4 ひまだなかさん

こちらの記事を開いて下さりありがとうございます、宇宙星太郎です。以前、こちらの記事で5つの作品を紹介しました。今後、「作品紹介レポート」では各作者にもう少し焦点を当てて紹介していきます!

もともと星太郎自身が紹介レポートとしてまとめようと思ってました。しかしながら、作者や作品に対して、偏愛・偏見・星太郎の独自視点を持ってしまい冷静な観点で伝えられないかもしれないので笑
今回も「ライターをしてみたい!」という方にお願いしてまとめて頂きました。

以前の作品紹介
Vol.1は【こちら
Vol.2は【こちら
Vol.3は【こちら

以下は、ライター:ゆーみんさんが会話をまとめて文章にして下さったものです!
(noteにするにあたり、ほんの一部だけ星太郎が微調整してます)

◆宇宙芸術サークルとは?

宇宙星太郎が美大生と「宇宙×アート」をテーマに毎週月曜日に開催している。宇宙や科学に興味がある美大生やアーティスト、クリエイターが集まり、様々なクリエイティブな作品をつくっている。 サークルの紹介は【こちら

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◆作者紹介

星太郎
4人目はひまだなかさんです。よろしくお願いします。

ひまだなか
よろしくお願いします。私も武蔵野美術大学2年生で、同級生の友達に誘われて入りました。Twitterで絵を投稿してます。海や日常、小さい頃の記憶などを描いています。

星太郎
ひまだなかさんは作品群の世界観がある人という印象があります。

ひまだなか
そうかもしれないです。

また普段描かないものからは新しい発見がありますね。

海外展開にも興味があります。ジャポニズム(※日本に寄せた海外の作品)もありますよね。Twitterは外国人のコメントの方が多いんですよ。

<ひまだなかさんについてはこちら>
Twitter:@pajamabou
Instagram:himadanaka
Mail:pajamabou@gmail.com

◆ひださんといえば・・・

― ひださんの作品はやはり海のイメージがあると皆さんおっしゃっているのですが、朝顔という組み合わせはどこから生まれたのでしょう?

ひまだなか
はじまりは高校時代に海の中の朝顔の絵を描いたことですね。私の地元は神奈川県で、海の近くでした。海は自分の一部(というくらい身近)です。

夜明けの朝顔ってきれいじゃないですか。それを海の中に入れてもキレイなんじゃないかと思って描きました。それが今回の「暗闇に朝顔」というコンセプトにつながっていると思います。

▼今回の作品

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◆アイデアと時間の説得力

星太郎
制作期間はどのくらいでしたか?

ひまだなか
一週間くらいですね。アイデアはすぐ思いつきました。でも、日本画はちょっとずつ重ねて描いていくんです。時間の積み重ね、時間による説得力を大事にしているんだと思います。だから時間をかけました。

油絵にしようかなと思ったんですけど、時間がかかるし、モチベーションが上がらなかったので、水彩画にしてみました。

― アイデアは、結構すぐ浮かんできますか?

ひまだなか
そうですね。結構早いと思います。どんどん浮かんできますね。でももちろん浮かばないときもあります。そんなときは、インプットの期間にしています。

◆銀河って輪郭がないんですよね

星太郎
苦労したところはありますか?

ひまだなか
銀河を描くのがすごく難しかったです。銀河って輪郭がないですから。それと、背景が明るすぎだと思ったので、墨を垂らしてみました。

星太郎
なるほど。その視点はなかったです。

銀河たち

◆サークルメンバーからのコメント

コガ
銀河がみずみずしい笑 唯一和風な作品ですね。朝顔+銀河っているのが斬新です。それと、日本画って背景がないんですけど、描いているのが新鮮ですね。

星太郎
金色が宇宙を表しているのかな。

コガ
朝顔一つ一つが銀河ですよね。朝顔の伸び具合が特徴的で、銀河の曲がり具合とリンクしている気がします。そして、どことなく銀河がみずみずしい笑

星太郎
やっぱりひださんといえば海だから笑

鈴木小麦
小宇宙的で不思議な作品です。編み目が印象的ですね。朝顔が伸びていく順序が小宇宙的です。なんだか不思議な作品ですね。

櫻井あや乃
身近に宇宙があると気づかされた作品です!朝顔が銀河に見えるって言うのがすごいです!この作品を見てから、近所の朝顔を見て銀河かぁ~って。この作品を見なければ一生考えなかったです。

星太郎
「身近に宇宙がある」と実感した作品ですよね。

櫻井あや乃
右上の銀河とか、より身近に感じません??朝顔っぽいです。銀河がどれも違うのが面白いです。一番左の銀河は、銀河に成り立てなのかな?

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星太郎
角度が全部違いますよね。左のが咲きかけでしょうか?

ひまだなか
そうねんです!角度を意識しました。

櫻井あや乃
日本画の特徴には、背景がないことで、対象が立体的に浮かんできているように見えるというのがあります。この作品も背景が目立たないので、日本画の特徴が出ていますね!

モボモボ
作品を見て「めっちゃひまだなかさんじゃん!」と思いました笑 「和」で来るのがひまだなかさんっぽいです。普段の絵もそうなんですよ。

朝顔の蔓が伸びて成長する流れが銀河の流れとつながってるなぁ。朝顔自体も渦巻きですよね!(※花が開くとき)この世界の共通性を感じます。そしてやっぱり海が入ってきますね笑

◆宇宙芸術サークルの魅力とは?―実家のような安心感

― ひまだなかさんは宇宙芸術サークルの魅力は何だと思いますか?

ひまだなか
美大生のコミュニティは結構狭くて、他のコミュニティがあったらアイデアが広がるところですかね。宇宙芸術サークルは、実家のような安心感があります。活動ペースが私に合ってますね。

星太郎
それは良かった!僕はクリエイティブな人と取り組みができるのが楽しいです。

ひまだなか
美大生あるあるで、入学すると疲れてやる気がなくなるって言うのがあって。そういう暗いときでも希望となるような活動ができるといいな。

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◆編集後記

ひまだなかさんはとても柔らかい雰囲気で、とても話しやすい方でした!前回の櫻井さんもそうでしたが、雰囲気がとても優しいです。

身近に宇宙があるというのは私も今回のインタビューで気づかされました。宇宙以外にも日常にあるキラキラしたものってあるんだろうなぁ。ひださんの作品はそんなことを思い出させてくれました。

そして、そこに気づけるサークルの皆さんもすごい!私は頭で考えがちなので、感性豊かな皆さんは本当に尊敬です!

私も今日の帰り道に、日常のキラキラを探してみようかな。

<ライタープロフィール>
平岡優実(ゆーみん)
神戸大学文学部社会学専修2回生
読書・食べること・カフェ巡り・旅行が大好き。

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Mail:pajamabou@gmail.com

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宇宙 星太郎
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