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アジア現地採用エッセイ

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#アジア転職

中国式交渉力を前にして、私は圧倒的無力でした

スマートにメンツを立てる力 何度しつこくされようが断る力 ケンカをコミュニケーションとしてやり抜く力 海外生活ならびに中国生活では、普段まったく必要としない力を求められ、ヘンなところばかりメキメキとたくましくなったりします。 今回は、また新たな能力が私の中で目覚めたというお話です。 それは「交渉力」 私はコミュ力には自信がなくて、むしろ自信がないからこそ「うまくなりたい」と火がついてYouTube見たり本読んだり、そして実践して、失敗して自信がなくなり、を繰り返す毎日。

「日本人でよかったな」感謝しかない海外生活

香港、カナダバンクーバー、シンガポール、そして現在は中国深セン。4ヶ国で暮らしてみたけど、どこでもだいたい快適です。 「なにが私にとって快適だと感じるポイントなんだろう?」 ここを詳しく掘り下げたくて、いろいろ考えてみました。おそらく、どこにいてもなにをしていても快適さを感じられる理由は日本人であるというバックグラウンドと、もうひとつは母語である日本語に加えて第二言語の英語も話す能力があるからかな、と。 英語運用能力に関して、具体的には①中学英語レベルの単語と文法で、②誰とで

シンガポールと中国深センを比べて感じる働き方の変化

マイコさんが運営する「ランサーワールド」というオンライサロンでのおしゃべり企画に参加してきました。楽しかったです、お誘いありがとうございました! マイコさんは難易度高い韓国現地採用を経てフリーランスになり、現在では海外ノマドを満喫されるすごい方です。尊敬。 28歳フリーターだった私がはじめての海外転職先で選んだのがシンガポールでした。理由はいろいろあったのですが、なかでも決定的だったのは、英語で仕事ができることと友達がいたこと。友達といってもTwitterでシンガポール現

海外就職 Q&A フリーター? 新卒? 向き不向き?

正社員になったことがないフリーターですが、海外就職できますか?できます! でも大変です。というのも、実務経験や専門的なスキルがないと私のように苦労します。 正社員、アルバイト、派遣社員、など、海外就職において雇用形態は全く関係ありません。(むしろ日本人はなぜ正社員かどうかをあんなに気にするんだろうか) 大事なのは「なにをやったか」を面接でアピールできるかどうか。達成したことや専門性を具体的にどんどん話しましょう。 当時、大卒でフリーター2年やっただけの私は専門性ゼロでした

海外転職5年目のリアル × 10

いらっしゃいませ、ゼロからの海外転職を応援するゆきのnoteへようこそ! これまでは週刊note として、2014年に私が初めてのシンガポール現地採用に挑戦したエピソードをほぼ実話で連載しています。 今回は特別編として、海外就職(アジア転職)をして5年目に突入するとどんなカンジ? という体験談をお届け! 先に結論を申し上げると、日本がいいよねって確信しつつも、日本にすぐに帰れるアジア諸国でゆるく楽しく働いて暮らしたい! そのココロを、10のトピックで説明したいと思いま

ここがポイント! 海外就職の面接

こんばんは、ゆきのです。 週刊連載noteの番外編として、はじめての海外就職を応援するシリーズをお届けします。 日本と海外、転職活動の面接はどんなところが違うの? これまでの記事にもあった面接について、今回はさらに深堀りして3つのポイントで書いてみました。 1 専門性をアピール「総合職」の呼び名の通り、日本での職歴や経歴はとにかく曖昧でわかりにくい。 例えば営業職なら、セールスのほかに、電話対応、データをまとめて資料作成、経費を精算、周りのメンバーをサポートしたり、

ここがちがうよ海外就職!

週刊note番外編! 今回は、海外で働いて直面したカルチャーギャップについて。 日本社会は厳しいと思っていたけど、実際はアジア諸国の働く環境がゆるすぎるだけ。比較するのが難しいほどの異世界。 出勤したらまず朝食 残業なんてありえない? 病気になったらすぐ休む! 働きはじめた当初は驚きの連続で、「ホントに? これでいいの?」とビビりまくってとてもじゃないけどローカル式なんて無理。それでもやっぱり慣れて、郷に入って1年経ったら郷に従うように。 今回はアジア転職・シンガポー

初めての海外転職で気をつけること

情報収集をしっかり働いて暮らしたい国や都市を決めたらはじめにやること。それはネットで情報収集! ・行きたい国や都市 x 希望の職種業種 ・就労ビザに関して ・家賃や物価などの生活面について まずはGoogle検索、SNSやブログもスマホでせっせと探します。 さらに「この人に聞いてみたいな」という発信者を見つけたら、SNSのアカウントやブログのコメント欄で直接質問してみましょう。 知らない人に質問をしたり、「教えて下さい」と直接コンタクトすることをためらう人もいますが、海