同じデータベースなのに、なぜ集客できないのか考えてみた。
「人材紹介会社の依存を少しでも軽減したいんですよね〜(採用単価高くなるから)」というお悩みを最近よく聞きます。
先日、採用単価を下げたければ採用チャネルを見直しましょうというnoteを書きました。
たしかに、色々な採用チャネルがある中で、人材紹介会社経由での採用は採用単価が高いです。
では、なぜ人材紹介会社に依存してしまっているのか。
その答えは簡単です。楽だからです。
ただ、少しだけ意識を変えるだけで、少しだけ採用単価を下げる施策があるので解説していきます。
人材紹介会社が担っていること
とても参考になる図があったので拝借しました。
参照:https://www.dodadsj.com/content/190513_lapras/
エージェント(人材紹介会社)は採用をマーケティングと捉えた場合、「認知」「興味」「カジュアル面談」「選考」の4つのフェーズに介在しています。上図を見ても分かる通り、最も守備範囲が広いサービスであるため、使い勝手が良く、依存してしまっているのが現状だと思います。
そして、もう一つ守備範囲の広いサービスがあります。
それがスカウト(ダイレクトリクルーティング)です。
エージェントとスカウトは同じ領域になります。
つまり、スカウトに注力することが人材紹介会社からの依存脱却に繋がることであると同義と捉えて良いでしょう。
人材紹介会社も採用企業と同じデータベース
人材紹介会社は自社で集客していることもありますが、多くの企業がビズリーチなど、人材紹介会社向けにデータベースを開放しているサービスを使いスカウトメールを送り集客をしています。(意外とこの事実を知らない人が多い)
つまり、人材紹介会社経由で採用が出来ているのであれば、自分たちもスカウトメールを送れば採用できる可能性が非常に高いです。
逆を言えば、人材紹介会社からなかなか推薦が上がってこないポジションは採用要件の見直しが必要な可能性があります。
なぜスカウトは難しいと感じてしまうのか
工数の割に成果が出ないからです。
「あなたのことが好きだ!」と本気度100%のスカウトメールを送っても開封すらされずにスルーされることなんてよくあります。
かつ、今までのスカウトデータをうまく使うことができず、どちらに進むべきか分からない状態になるので難しいと感じる人が多いのだと思います。
ではなぜ人材紹介会社は集客できているのか
1.スカウト配信チームがいる(いない場合でも日次でしっかり送っている)
2.タレントプールしている
この2点が大きいと思っています。
1に関しては、媒体により異なりますがスカウトの返信率が10%前後だとしても量の担保が必要になります。
かつ、アクティブな登録者にスカウトを送るためには日次管理が必要です。
人材紹介会社は集客が売上につながるビジネスなので、スカウト配信チームを作ったり、日次でノルマを決めてスカウトを送ったりと、スカウトを送ることにコミットしているケースが多いです。
まず、ここが採用企業との違いだと思います。
2に関しては、過去面談した人をしっかり管理しているという意味です。
転職するタイミングになったら再度アプローチするような設計をしている人材紹介会社がほとんどで、1年前に初回面談した人を今サポートしているケースは珍しくありません。(営業で言うナーチャリングです)
では、採用企業ではカジュアル面談をして転職のタイミングが今ではなかった人に定期的にアプローチできているのでしょうか。
この2点が大きな違いであり、人材紹介会社が集客できている理由だと思っています。
人材紹介会社と同じ動きを自社でもやってみよう
と言うのは、難しいことだと理解しています。
スカウトを送る業務や、ナーチャリングすることは人事にとってコア業務ではなく、ノンコア業務に部類するからです。
ここにマンパワーを割けることができるなら割いた方が良いですが、難しい場合はイチグウにお任せください。
現状の課題を一つずつ解決していくお手伝いをさせていただきます。
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イチグウ株式会社のような小さく知名度もない企業でもスカウトで採用できています。
なので、みなさまも必ず上手くいくはずです。
採用に関してはいつでも壁打ち相手にになりますのでいつでもご連絡ください。
イチグウ株式会社
代表取締役 星野雄大