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paludosnm
朝の五時に感じる夫のやさしさ
朝の5時に、娘が泣いて、起こされました。夜泣きならぬ、朝泣きです。怖い夢でも見たのでしょうか。
えええっえええっと、嗚咽を上げながら泣く娘に「怖くないよ。大丈夫だよ。」と必死に声をかけ、眠い目をこすりながら、抱っこしてあやしました。
そしてしばらくして、安心して落ち着いたのか、娘は再び眠りにつきました。娘の寝かしつけ、無事に成功。やり遂げた達成感を感じながら、私ももうひと眠りしようと、自分の布団に戻りました。
すると、夫が私の布団で寝ていたのです。
びっくりしました。
何故、私の布団で? いつの間に移動したの? ていうか、起きてたの? 起きてたとしたら、なぜここで今、寝ているの?
頭の中がハテナでいっぱいになってしまいました。
すると夫はパチッと目をあけて、一言。
「お布団を、温めておいたよ。」
なんだって…!
朝の5時に、夫も娘の泣き声で目覚めたみたいです。そして状況を察知して、夫は「今自分ができること」を考えて、行動にうつしたようでした。
そのやさしさに、とても感動しました。
その後、ぬくぬくの暖かいお布団で二度寝することができ、朝はとてもいい目覚めを迎えることができました。