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トレーニングバットはこれを買え①

俺なら本気を出せば金のエンゼルを当てられると未だに思っているマーモットです。

皆さんトレーニングバットは何のために買いますか?
※トレーニングバットはマスコットバットだけでなく、他の諸々の長い棒を含みます。
パワー(振る力)をつけたり、スイング軌道を直したりするために買う方が多いのではないでしょうか。というかそのためにトレーニングバットはあるのですが。

今回は今までトレーニングバットを何本も買ってきた私がおススメのトレーニングバットを紹介します。

①メディシンボール(2㎏)
(バットじゃねえじゃん日本語不自由か??)
ですが、あらゆるトレーニングバットよりメディシンボールの方がおススメです。

そも、バッティングというものは身体(体幹)の出力や動きがキモになります。
スイング軌道も腕の動きや肘の抜き方などが関わりますが、それらを動かすのは体幹の一部である肩甲骨や胸郭です。特に胸郭が柔らかくないとスムーズな操作は難しいでしょう。ですので、このメディシンボールを使って身体を使って強く投げられるように練習することがスイングスピードの向上につながってくるでしょう。メディシンボールを使って、まずは身体(体幹)を適切に、強く使えるようにしていきましょう。バットを振るのはそれからです。
※身体のバランスに対して重いメディシンボールを日常的に使うと腰の故障につながる恐れがあります。2kgぐらいがおススメ。

それってあなたの感想ですよね?と言われないように気休めにいくつか引用します。
https://core.ac.uk/download/pdf/144250017.pdf
>メディシンボール投げによる筋パワーの測定では、サイトトウーサイドバス(打撃側)でNSながら0・438と比較的高い相関となった。このことは、体幹屈曲パワーのツーアームオーバーヘッドスローや、体幹伸展パワーのフォワードスルーザレッグと比較して、動作が打撃と近いこと、また、体幹回旋パワーのTRPwと比して動作速度が打撃と近いことが影響してると考えられる。
https://note.com/aoyama_baseball/n/nd626e12d2cdb?sub_rt=share_crp
>特に打撃においては、素振りよりもメディシンボールを使った方が習得しやすい技術もあると思います。先ほども挙げましたが、打撃において「割れ」(T監督⁉)を作りたい場合、バットを振ってどうこうするよりも、メディシンボールを使ったドリルのほうが早く習得できる子もいます。しっかりと割れが作れている場合はメディシンボールを強く投げることができます。
「バットを強く振れたか」より、「メディシンボールを強く投げられたか」の方が感覚的にわかりやすく、評価もしやすいです。

①はNSじゃねえか!👈高い相関を示したからいいんです。メディシンボールを横から投げる動きが打撃動作に似ていることが理由の一つとして挙げられています。
②はとある高校野球部が運営していたnoteアカウントなのですが、普段の取り組みでメディシンボールを使っているようですね。評価基準としても使っているようです。

このように、研究でもアマチュア野球界でもメディシンボールは打撃練習として使われているようです。

というわけで、メディシンボールの重要性をご理解いただけましたでしょうか?
インフルエンサーが売っているトンデモ理論なトレーニングバットではなく、メディシンボールを買って練習しましょう。

今回は2つのうちの1つであるメディシンボールについてご紹介しました。
次回にもうひとつご紹介します。

※サムネはマーモットが美味しい思い出たちです。

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