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ほっくら物語#44(Minecraft)

” 新天地へ その弐”の巻

前回のお話は、新天地探しの半分ぐらい行ったところまで。

三人そろったタイミングで「今日こそは」とやる気がみなぎる。
慣れたもので、残り500ブロックぐらい進むのはあっという間だった。

X軸が1000を過ぎたあたりで、ウズウズし始める。
「このあたりで一度、ネザーゲートを開いてみない??」
誰からともなく、そんな声が上がる。

安全を確保するために、軽く囲った部屋を作り、
その中央に設置したネザーゲートをくぐる。
「せーの!」


ん???
そこは薄暗い洞窟の中だった。
動揺しすぎて、座標も覚えていないし、スクショもないが
かなり地下だった気がする。
ぐずぐずしているといろんなモンスターが寄ってくる。

慌ててネザーゲートに飛び込んだ。


「あれ? どうして? 地下なの?」
裸一貫で始めるのに、洞窟はハードルが高すぎる。

気を取り直して、もう少し先まで掘り進めることにした。
ネザーでY座標(高さ) = 79 で地下に行くということは
もう少し高いところから出た方がいいのか?

次は、ネザーのY座標 = 100 まで上がって開いてみた。

なんと、今度は海の上。
床がないので空中にネザーレックが1ブロックあるだけ。

勢いあまってアトイさんは海へと真っ逆さま
ゲートをくぐるときは慎重に!


いや、高さは関係ないんじゃないか。
と、またネザーに戻って前回の高さで、掘り進む。

おかしいな、こんなに難しかったか??
挑戦が無謀だったか??


3度目の正直!!

うーーん、また、洞窟だ。
遠くに繁茂が見えたので、いっしゅん心が揺らいだが
洞窟から始めるのは、さすがに気が引ける。

ここまできたら、納得の世界にたどり着くまであきらめない。
次第に無口になる三人。


4度目!!
やっと、地に足がついて、太陽を拝める場所についた!
やったー! 

4度目に出会えた世界

よし! ここだ!!
と決まったら、ネザー側の整備をしよう。


トロッコ回収駅を作り、お着換えコーナーを作った。
ここのチェストに手荷物をすべておいて、装備も脱ぐ。

ついてるエフェクトも解除するために、牛乳を飲むのだが
この大きなミッションのために白羽の矢が当たったのが
青クレ牧場の牛だった。
アトイさんがはるばるリードで引いて、トロッコに乗せて連れてきた。

心ばかりの草ブロックにタンポポ
麦俵は置けるけど、水が置けないのが心苦しい


始める前に、かなりのエネルギーを使ったが
ここからが、また物語のはじまり。



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すっごく不思議な体験をした。

高速を走っていた。
田舎の一車線の、滅多に追い越しできない有料道路。
バックミラーで見ると、後続には黒いバン。
結構、車間距離が近い気がする。

やだな。
と思ったと思う。

でも「お先にどうぞ」もできないし。
仕方ないから気にしないことにした。

しばらくしたら、左側の景色に違和感を覚えた。
何度も走った道路だが、今まで見たことのない建物が建っている。
しかも、結構な大きさと数。
工場? 古い学校??
「えー、何これ……」と思いながら、通り過ぎたのだが。

ふと、バックミラーを覗いたら
あのバンは、遥か後ろを、豆粒のような大きさで走っていた。

いつの間に、そんな離れた?????
一定の速度で走っていたのに。

夢でも見たのかと思った。
最近、明晰夢を見る練習しているから
夢だったのかな。
ちゃんと、目的地には着いたけど。

という、不思議体験の話。

またフライングだ……。
待てなかった、ごめんなさい。


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