ほっくら物語#31(Minecraft)
” 段・段・段”の巻
さて、次は何を作ろうか……とつぶやくと
青クレさんがボソリと
「建てかけの家がありますよ」と痛いとこをついてくる。
そういえば、テラコッタを使った家が放置されてだいぶ経つ。
青クレさんが巨大な麦畑を作ったり
アトイさんが水車小屋+αをせっせと作っているのに刺激を受けて
久しぶりに、建築途中の家を見に行った。
どんな家にしたかったんだっけ?
すでに記憶がない……。
それより気になるのが、道。
山の中腹にある家なので、道が整備されていないと往来が不便である。
ここいらは、アトイさんに言わせれば「城下町」。
そうか、山頂に城ができたので、図らずも城下町になったのだ。
なら、なおさらキチンと道も整備しなくては。
(話をしているといろんな気付きがあって楽しい)
というわけで
家より道に着手することにした(結局、家を作る気がない)。
ここは2,3家族のみが使用する私道というか
遊歩道みたいな感じだ。
倉庫への秘密の通路が、お気に入り。
そして、これがAfter
と、言ってるそばから、また怪しいことに手を出し始めたほっくらメンバーなのであった。
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車はずっと乗っていたが、ほとんど通勤用だった。
数年前から、介護のために実家との行き来をするようになり
運転する時間が格段に増えた。
2年で2万キロ
世間的にはどうなのかわからないが、私史上最高。
点検の案内が来たので、車を持っていった時のこと
車が入ると整備場の前に、分厚いビニールの垂れ幕(?)みたいな
シャッターみたいな、見たことないものが下りてきた。
何だろ?あれ
同行者にも聞いてみた。
「埃よけかかな」
「企業秘密的な整備してるとか?(まさか)🙄」
それぐらいしか思いつかなかった。
点検が終わったときに、整備士さんに聞いてみた。
「あれは冷房が効くように設置したんですよ。
結構なお金かかったんですけどね。
この猛暑での整備は大変なんです。
労務管理上の指導もあって」
なるほど。
自分の思慮の浅さに、恥ずかしくなった。
そりゃそうだ。
部屋の中にいながら、暑い、寒いとリモコンを頻繁にいじっている場合じゃない。
世の中は誰かの仕事でできている
私の大好きなジョージアのコピー(2015年 梅田悟司さん)
当たり前を当たり前と思わず、今が誰かによって
支えられているってことを、またまた自覚した話。
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