青柿物語#5(Minecraft)
” 旅路の遺跡を発掘”の巻
バージョンアップ1.20が来て早10日。
あちこちで新要素に関する話題で盛り上がっている。
私たちは桜バイオームしか興味がなかったが、そろそろ他のものも気になり始めた。
昨夜、堪能したのは「考古学システム」なのだが。
これはシステムと言われるだけあって、単品のアイテムが追加されたわけではなく、世界に新たな仕組みが導入されたのだ。
特定のバイオームに旅路の遺跡があって(砂漠の寺院や砂漠の井戸にもあるそうな)、その中に”あやしい砂” とか ”あやしい砂利”が混在している。
それを、ブラシでしゅわしゅわっと掃くと、中から遺物が発掘できる。
遺跡発掘現場で見かける細かく丁寧な作業、アレ。
よくわからないと思うので、昨夜の体験を書いてみる。
事前に青クレさんが、旅路の遺跡の目印なる建造物を発見してくれていた。
タロくんと三人で現地集合し、しげしげと観察。
土と石と砂利以外を掘っていくが、しばらく何もでてこない。
「こんなことある??」とやや心配になってたとき!!
「あった! 模様入りのテラコッタ!!」
これを皮切りに、掘る、掘る、掘る!!
そして、やっとみつけた。「あやしい砂利」
私はあまり見つけられなかったが、青クレさんとタロくんは次々にみつけていく。
テラコッタの下の2つの砂利は、その下2つとは若干テクスチャが異なる。
若干粗い印象。 それをブラしてしゅわしゅわと掃くと
左は見えにくいがラピスラズリの鉱石、右は「陶磁器の破片」!
しかもハート型だ。
この「陶磁器の破片」を4面合わせると壺ができる。意外とでかい……。
この「考古学システム」のおもしろさは、
①森の中から、遺跡の目印を見つけること
②普通の砂利とあやしい砂利を見分けること
③ブラシを使って、あやしい砂利(砂)から遺物を発掘すること
④でてきたものから新素材をクラフトする
と、いうことだろうか。
とにかく、楽しい。
「あ、あった!」が次々と聞こえてくる。
いつもながら、私は悔しい思いをしながら聞くばかり。😓
ちなみにあやしい砂利を気付かずに普通に掘ったら「ぱりーん」という音がする。あ……、時すでに遅し。
優しい二人はそんな私に「どうぞ」と発掘をさせてくれるので、しゅわしゅわっと掃いて、お宝ゲット! 「やったー!」
この感覚はどこか釣りに似ている。
掘り出すまで何がでてくるかわからない。
中には種とか小麦とかしょうもないものもあるけど、エメラルドとかファントムの被膜とか防具の鋳型などというお宝もある。
たった1時間ではとうてい掘り尽くせなかった。遺跡の全貌がみたい。
次は砂漠の寺院とかでも見つけたいものだ。
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マイクラは2011年に正式リリースされたゲームらしいが、12年の間に数々のアップデートをして、プレイヤーを厭きさせない。
このアップデートの内容を考える人達って、ホントすごいなぁと思う。
ゲームではあるけれど、世界のコア部分をうまく抽出して再現している。
すべてを取り入れれば、この世と変わらないかもしれないが、一部を取り出してそれっぽくしているところに感心するのだ。
私は他のゲームをほとんどしないので詳しくないが、ゲームの世界観って小説とか映画に匹敵するかそれ以上なんだろうな。
数あるこの世のシステムから、「考古学システム」が選ばれ、導入された。
現実社会では滅多に経験できないことをゲームの中で体験する。
面白いなぁ。
うまく表現できないのだけど、こういうところに妙に心揺さぶられるのだった。
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