人生舐めてた28歳、若いうちの苦労をお国のお金で買わせてもらってる。
こんちは。ナガレボシ美容室の星宗です!
今はJICA海外協力隊として、タイに美容師隊員として派遣されています!
突然ですが、
いや〜〜、舐めてた!
海外生活、舐めてましたわ。
と言いますのも。
最近、いろんな人と連絡を取ってます。
特にJICAの同期と連絡を取ると、それぞれ立ち向かっているわけです。
職種も、持ってるスキルも、経験値も、国も、文化も、
何もかも違うのに、
立ちはだかる困難はよく似ているんです。
私は配属4日目から授業が始まって、
毎日5時間半の時間をなんとかしないといけないのですが、
このことに当初は文句タラタラ。
まあ、経験もないんだから。
しょうがない部分は無きにしも非ずですが、
それにしてもぷんすかしてました。(知ってる人は知ってるよね)
そんな話を同期とすると、
なんと!みんな割とそんな状況ではありませんか。
「私も金曜日にずっと授業しててさ〜突然2クラス合同になったり、授業全任せされたり、ほんとびっくりしたよね〜」
と、「お隣さんの晩御飯は今日もカレーで、ワンちゃんが脱走したらしいよ〜」
くらいの、世間話テンションではありませんか。
他にも
「私も小1の担任してるんだけど、まじいうこと聞かないんだよ〜先生も私だけだし、ずっと怒ってるわ〜〜」
と、こちらも「お母さん、昨日髪切ったら、スーパーで久しぶりにお友達に出会って今一番綺麗な状態だったからよかったわ〜」
くらい、どうでもいい話テンションではありませんか。
ちょっと待って〜〜
なんで、2人ともそんな冷静なの?平常心保ててるの?悟りでも開いたの?
ぷりぷり、ぷんすかしていた私はなんだったの??
わけを聞いてみると、
2人とも「こんなものだって思ってたから」とのこと。
国際協力を将来の夢に決めて、
そのための通過点としてJICA海外協力隊を選んだ2人。
学校でも勉強してきたし、
きっと元隊員さんの話もよく聞いてきたんだろうな。
「この理不尽や、不都合を経験できてむしろ嬉しいわ」
と、話す同期。
いや、強すぎん???
憧れのスターが無愛想で有名で、
いざ手を振ったら無視されて「嬉しい〜〜!」
とは、違いますやん??
「ここからどうしてやろうかな〜って思うとワクワクするよね」
最強なの??メンタルどうなってるの??
でも私気がつきました。
私、なんの準備もしてない。
堂々と言おう。
「まあ、いけるっしょ⭐︎」と思ってきました。
お恥ずかしながら、そこまで国際協力に詳しいわけでも、
(それで将来生きて行きたいわけでも)なく…
「憧れの海外生活やったー!!!」
で、来ちゃったもんですから。
別に海外慣れしてるわけでも、
語学が堪能でも、
JICAについて詳しいわけでも、ない。
もはや、私の才能「能天気」に来てしまったわけです。
同期に比べれば、準備不足、知識不足。
そして、私の最大の武器「経験」が、まだ足りなかったわけです。
そりゃ、仕方ない。
この状況、致し方ない。
だって舐めてたんだもんっ♪
でもそれでも選んでくれたのはJICAだよっ❤️
(鮮やかな責任転嫁)
隣の芝生は青く見えるけど、
それは自分の芝生の手入れを怠っていたからなんだと気がつけたJICA生活7ヶ月目。
JICAだけじゃなく、
全体的に人生イージーモードのよくないアラサーだった星宗。
現在私は公人としてタイに居させてもろてます。(生活費等、支給されている。別に多くはないんだよ?)
『若いうちの苦労は買ってでもしろ。』
と、言いますが、
若いうちの苦労をお国のお金で買わせてもらってます。
(THEゆとり世代)
あー、日本、だいすき!
(そろそろ怒られろ)
それでは、今日も世界のどこかで生きましょう〜〜