「もういやだ。生きていてもしょうがない。死んだ方がましだ。」と思ったら、とりあえず口角を広げてニマーっとして、そしてガッツポーズせよ。生きることにポジティブな脳は、そんな状態・状況を必ず変えてくれる
いろんなシチュエーションがあるでしょう。
自分の境遇をうらんだり、自分のことがとても嫌になったり、悲しみに胸が押し潰されそうになったり。
しかしですね。
何度もいっておりますが、あなたの「脳」のもっとも古い「原始時代の脳」は、まったくあきらめてはおらんのです。
いや、それどころか「楽観バイアス」でも説明しているように、常に「楽観的に、ポジティブに」生きていくように進化してきたプロセスで「今」を生きておるのです。
だから、「もういやだ。生きていてもしょうがない。死んだ方がましだ。」と思うようなことがあったら、とりあえず口角を広げてニマーっとして、そしてガッツポーズしてみてください。
そこまでじゃなくても、イラっとしたり、暗い記憶がおもいだされたりした時には「ニマー」として、Vサインでも、「いいね!」ポーズでも、うれしいのポーズ、アクションをやってみてください。
これだけで、筋肉の神経系を通して、その「原始の脳」に、ポジティブなシグナルを送ることができるのです。
試しにやってみてください。
逆に言うと、一日の内に我々は「何度、嫌なこと・暗いことをイメージするネガティブなシグナルを原始の脳におくっているか」が判るはずです。
あまりに度がすぎると、原始の脳は「歪み」を押し返せなくなってしまいます。
あなたの「生命」の源である「原始の脳」脳幹部は、イメージしたこと、身体のポーズが発したシグナルと、実際に起きたことを区別することができないのです。
嫌な思い出、記憶、そして苛立ちばかりをそのままにしておくと、脳幹部は、それが実際に起きたと受け取ってしまうのです。
「もういやだ。生きていてもしょうがない。死んだ方がましだ。」と思ったら、とりあえず口角を広げてニマーっとして、そしてガッツポーズしてみてください。
生きることにポジティブな脳は、そんな状態・状況を必ず変えてくれます。