【気候変動と自己肯定感セミナー】谷口たかひささん講演会レポ!
「どうしてまだ間に合うときに大人は何もしてくれなかったの?」
この言葉が胸に刺さったまま数日が過ぎています。
先日、長谷川エレナ朋美さん主催で開催された環境活動家として全国各地で気候変動についての講演をして周っている谷口たかひささんの講演会にスタッフとして参加させていただきました。
私個人としては10年ほど前から身の回りにある化学物質が女性ホルモンのバランスを乱す原因の一つとなっていることから、それらについて学び、自分ができることで日々の選択を変えてきました。
そして、環境問題や気候変動って大きな問題に感じやすく自分ごと化することが難しいなと感じることもあったことから、生理にまつわる不調との繋がりから自分ごと化しやすくして世の中の女性に手渡すことで、日々の選択を変える女性が増えるのではないか。
結果的にその変化が地球環境の問題解決にも一滴となることを信じて現在もアカデミーのカリキュラムに組みこんでいます。
実際に今回、環境問題や気候変動に関心がなかったアカデミーメンバーも女性ホルモンとの繋がりをきっかけに関心を寄せてくれ、講演会にも積極的に参加してくれました。
谷口さんのお話は個人としての価値観は交えず、今、実際に地球上で起きている事実を資料と数字をもとにわかりやすく伝えてくださいます。
今回、これまで断片的に学んできた内容がすべて繋がり大きな一つの面となり、リアルに世界で起きていることを感じ、涙が止まりませんでした。
悲しみなのか、悔しさなのか、不甲斐なさなのか、、、
とにかく終始、心がギューっと締めつけられる感覚でした。
私たちひとりひとりのこれまでの選択が意識的であれ、無意識であれ、間違いなく環境破壊に加担しています。
そしてその影響は巡り巡って自分たちに返ってきています。
さらに大切な子どもたちの未来により大きな影響をもたらします。
【無関心でいられても無関係ではいられない。】
本当にそのとおりだなと気づかせてもらいました。
ドイツやヨーロッパ各地では、学校に行かずに気候変動の危機を抗議する活動をしている小学生や中学生などの若者がいるそうです。(実際にその映像を見せてもらいました)
そんな子どもたちに、多くの大人たちがかける言葉は「そんなことをやめて学校できちんと学び将来のことをちゃんと考えろ」
なんだとか。
そして、そんな大人たちに彼らは
「大人たちが何もしてくれないから将来のことを考えて、学校に行かずに今これをやってるんだ。」
と答えたそう。
本当に本当に考えさせられました。
しかし、希望はあります。
谷口さんもお話の中で言っていたとおり、環境問題や気候変動についてまだまだ知らない人が多いのも事実。
ということは
「みんなが知れば必ず変わる」
これが希望だと♪
私もそう思います。
深刻になりすぎず、私にできることをこれからもやっていきます。
そして、谷口さんのお話を多くの人に届けていくことも私にできる一つのことかなと思っています。
まだ聞いたことがない人は是非、彼のお話を聞いてみてください。
最後に、子どもに宣言すると後に引けなくなるよと谷口さんが教えてくれたので、私も帰宅をし、早速1歳8ヶ月の娘の目を真っ直ぐに見て
「ママがなんとかするからね♡」
と宣言しました。
もうやるっきゃない!!!
谷口さん、大切なお話をありがとうございました。
エレナさん、このような機会を作ってくださりありがとうございました。
女性ホルモンマネジメントアカデミー代表
女性ホルモン専門家
西村留美