好きな考え方 #7 〜パブロ・ピカソ〜
毎週火曜日は、#好きな考え方 の日。
今回のエントリで7回目になります。
5年前に高崎市美術館の企画展「アンリ・マティスのJAZZ!」を訪ねました。僕にとって実質的にマティスと出会った場所と言えるのですが、そのとき、マティスの盟友であるピカソの言葉が併せて展示されていました。
もっとも恐ろしいのは、完成というものがけっしてないということだ。
「さあ、明日は日曜日だ」と言えるような瞬間は、絶対やって来ない。
なんて救いのない言葉だ…
ピカソというレジェンドが放つ一言はあまりに重すぎて、当時30歳になろうかなるまいかしている僕にとって、強烈な苦味のある言葉でした。
時を経て、いつまでも未完成である自覚そのものは健全であると思います。
その状態にただ甘えるのでなく、愚直に未来を描こうとするのであれば。
元号が変わっても、自分そのものが変質 / 変容するわけではない。
日々の積み重ねでしか自分を証明するものはないから、これからもインプット&アウトプットの繰り返しをきっちり行なっていこうと思うのです。
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