『読書会の教室』を読む
『読書会の教室』
竹田信弥 + 田中佳祐 著
晶文社 (2021.12.15)
この本は、これから読書会に参加したいと思っている人や、読書会を主催したいと思っている人に向けて書かれています。
(はじめに より)
読書をしていて困難な箇所にぶつかっても、私はいつまでも爪を噛んでなんかいない。『モンテーニュ エセー抄』より
晶文社/ホームページ
著者の竹田信弥さんが主催する「双子のライオン堂」Note
読書会とは
▶ 本を読むことが目的になっている集まり
▶ 読書会は 本が主役
▶ 本と人の掛け算
▶ 読書会は、人と出合い、本と出会う場
pp.13〜18.
読書会のいろいろ
▶ 選書:主催者が選ぶか?参加者が選ぶか?
▶ 課題本か? 持ち込み本か?
初対面の人どおしでも共通の話題が出来る
参加者が安心して話せる環境をつくる
▶ リアルか? オンラインか?
▶ 参加者:限定か?オープンか?
▶ ゲスト:招く 招かない
▶ 回数:1回限り 複数回
【変わり種読書会】
・未読本 積読本の読書会
・その場で読む
・長編/全集を複数回で読む
読書会のメリット
1冊の本を仲間と一緒に読んで「まとめ、発表し共有化することにより、気づきを深める対話をするというプロセスを通して、本の内容が深く理解できる。」
またグループの仲間と一緒に読むことにより、新たな関係性が育まれてくる可能性も広がる。
pp.19〜39.
読書会に参加するには?
▶ 参加者としての心得
① 本を楽しむ
② 課題本を入手する
③ 気になったところはメモをとる
▶ 当日
① 自己紹介(アイスブレイク)の時間に、場の雰囲気をつかむ
② 本の感想は無理なく感じたままを素直に話す
④ 人と違う感想(視点)を見つける
▶ 読書会が終わったら
① 交流も楽しみ
② 熱が冷めないうちにメモをとる
pp.41〜61.
読書会を開催 運営するには?
▶ 当日まで
① テンションの上がるタイトル
② 場所探し
③ テーマを決める
④ 告知の内容を考える
⑤ 集客の方法を考える
⑥ 手伝ってもらえる協力者を見つける
⑦ 収支計画書を作成
(会場費・茶菓代・資料代 / 書籍代と講師謝金は必要に応じて
⑧ タイムテーブル(進行表)を作成
▶ 当日
① 受け付け
② 進行 (ファシリテーター)
③ 時間管理 (タイムキーパー)
pp.63〜97.
【同様な本】
【Note】2021.03.29.
『読書会入門』を読む
『読書会入門』人が本で交わる場所
山本多津也 著
幻冬舎新書 (2019.09.25)
事例紹介
【猫町倶楽部】
【GACCOH】
【八戸ブックセンター】
【関連】
【Note】2020.03.29.
『読書会入門』を読む
2022.02.06.