「菜根譚」を読む
写真の説明:逆境の時にチャンスは芽生える (菜根譚)
【NHK100分de名著】
洪自誠(こう•じせい)
「堅い菜根をかみしめるように、苦しい境遇に耐えることができれば、人は多くのことを成し遂げることができる」という意味です。
辛酸をなめつくした洪自誠(こう•じせい)が「人は逆境において真価が試される」という思いをこめてつけたと考えられています。
そこには、逆境を経験したからこそ生まれた「生きるヒント」が満ち溢れています。
【菜根譚•世説新語の思想】
「人よく菜根を咬みうれば、すなわち百事なすべし」
儒者のこの言葉を引用し、名付けられたとされる「菜根譚」は、乱世を生きぬいた賢人たちの処世術を格言にも似た短い言葉で綴っています。
また、受難の時代を乗り超えた知識人たちのエピソード集です。
講談社コミックプラス
【男の菜根譚】
永遠の名著『菜根譚』を現役で活躍するビジネスマンに向けて童門冬二が大胆に超訳。
中庸の思想で心身健康に過ごす極意をやさしく語っています。
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2024.10.00.