「ぎなた読み」?
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そこからの展開
今日も刺激をもらい「へぇ~」と云う事がありました。
【「ぎなた読み」?】
その方が「ぎなた読み」について書かれていました。
「ぎなた読み」?
さっそくGoogleしました。
日常生活でも、文字にすると違う意味にとれる「ぎなた読み」はたくさんあります。
たとえば、次のようなものがあります。
昔話に由来しており「弁慶が、なぎなたを持って」と句切るべきところを「弁慶がな、ぎなたを持って」と誤って句切りを付けて読んだという話に由来しています。
「ぱんつくったよ」
パン作ったよ
パンツ食ったよ
「くるまでまつ」
車で待つ
来るまで待つ
「ねえちゃんとふろはいった」
ねえ!ちゃんと風呂入った
姉ちゃんと風呂入った
「きょうふのみそしる」
今日、麩のみそ汁
恐怖のみそ汁
など・・・
本田勝一『日本語の作文技術』
私は、これを読んで、かつて本田勝一の『日本語の作文技術』を思い出した。
本田勝一さんは、著書の中で
目的はひとつ
読む側にとって わかりやすい文章を書くと書かれていました。
第一章:pp.9〜31.
つまり、文学的な文章ではなく、事実的な文章を書くのだから、読む人が間違いなく読めるように書く。
句読点の大切さを強調されていました。
以下、第4章【句読点のうちかた】
【句読点のうちかた】
句読点は字と同じか、それ以上に重要である。
p.97
テンというものの基本的な意味は、思想の最小単位を示すもの。
p.109
第一原則
長い修飾語が2つ以上あるときは、その境にテンを打つ。
第二原則
語順が逆の場合にテンを打つ。
p.130
主観的にテンを打ちたい場合は、自由に。(あまり 重要でないテンはうつべきではない)
p.134
第四章:pp.89〜157
【読書百遍】
今回『日本語の作文技術』を、読み返す切っ掛けにもなった。
【読書百遍】とは
一度 読んだ本を寝かせて置く。
つまり、発酵させておく。
あらためて読み返してみると、あらたな気づきが生まれる。
(梅棹忠夫)
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2024.11.17.