『取材・執筆・推敲』を読む ②
先ず『取材・執筆・推敲』を読む ①を読み返す
『取材・執筆・推敲』書く人の教科書
古賀史健 (こが ふみたけ) 著 480頁
ダイヤモンド社 (2021.04.06)
【ブックレビュー】
https://www.diamond.co.jp/book/9784478112748.html
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本編【取材】より
取材 ≠ インタビュー
すべては「読む(ヨミ)」からはじまる
前フリの現象(モノ・コト・ヒト)から、その先を「読む(ヨミ)」
優れた画家の絵は、画力 以前に 対象を見る「目(眼)」が優れている。
ライターも同様に 書く力ではなく「現象を読む力」を鍛えること。
情報をキャッチせず「ジャッジ」せよ。
情報のキャッチは、検索エンジンで可能。
情報を能動的に読む
推論を重ね 自分なりの仮説を立てながら読む
多読より乱読
取材は面接ではない
【きく】
聞く (hear) 受動的
聴く (listen) 能動的
訊く (ask) 問いかける
前取材:資料の読み込み
本取材:最終走者の読者(視聴者)へのバトンを繋ぐ
後取材:取材した内容を自問自答する
▶ わかりにくい文章は、書き手自身が理解していない。
▶ 自分のコトバで考える
例) イノベーション:将棋の【と金】【と金】とは
金将と同じ働きをする。
理解と感情の4つのポイント
1)「おもしろそう」動機
2)「知らなかった」驚き
3)「わかった」理解
4)「もどかしい」衝動
こんなに素晴らしい人が 知られていない。
こんなに素晴らしい活動が 過小評価されている。
筆者の感情が込められる。
取材とは、対象を知ること。
取材とは、調べること。
取材とは、聴くこと・聞くこと・訊くこと。
取材とは、考えて伝えること。
取材は【わかる】ための第一歩
『取材・執筆・推敲』書く人の教科書
古賀史健 (こが ふみたけ) 著 480頁
ダイヤモンド社 (2021.04.06)
2021.04.15