「ジョブ型雇用」と「メンバーシップ型雇用」を考える ①
【ジョブ型雇用】
業務を遂行する専門的な知識があるかどうかが重視される 。
ジョブ型雇用は基本的に固定給で、より高次のポジションを手に入れない限り昇給がない。日本で一般的な職能給でなく、仕事そのものに支払う職務給になる。
【メンバーシップ型雇用】
社内における異動で様々な経験を積んでいき、多様な業務をこなす「オールマイティーな人材」を目指す。
▶ 人柄やコミュニケーション能力は、共通して要求される。
【日経】2022.02.04.
▶ 多様化する労働契約のルールに関する検討会
今、政府は裁量労働制対象拡大、無期転換ルール見直し、限定正社員制度ルール明確化といった労働法政策を進めています。
これらは厚労省検討会で議論され、その後、労政審で審議されるが、経営側の要望のまま進捗しないよう注視したい。
その意味でも『ジョブ型雇用社会とは何か』は読んでおきたい。
【岩波新書/ブックレビュー】
【厚労省/公式サイト】
日経新聞【ジョブ型雇用/一覧】
【関連図書】『シップ型vsメンバーシップ型』
【Note/中央経済社】
【ジョブ型とメンバーシップ型】
参考【楠田丘】
「日本型成果主義」の新しい賃金システム
【エンプロイアビリティ】
Employabilityとは、
Employ(雇用する) と Ability(能力) を組み合わせた言葉で「従業員として雇用され得る能力」や「継続して雇用されるための能力」のことを言います。
2022.08.17.
2024.11.04 写真挿入