『心田を耕す』を読む
新しい年になり、さまざまな事象が起き、自分自身 複雑な気持ちになりました。
そんな時に取り出した1冊。
昨年、頂いた『心田を耕す』庭野日鑛 著
読み返してみる。
二宮尊徳の有名な言葉に「心田を耕す」というものがあります。
”私たちが生きている世界のあらゆる荒廃は全て、心が枯れていたり廃れていたりすることに起因する” だから、"心の田んぼを耕す”必要がある。
と、二宮尊徳は言います。
同じタイトルの『心田を耕す』
第一章「無常を生きる」の章から
「無常と縁起」について、あらためて読み直しました。
『心田を耕す』
はじめに/目次より
生きる喜びと、自己の内に目を向け、心の田を耕し種を撒く。
無常を生きる
釈尊が私たちに、
これだけは知ってほしいと願われた悟りの根本は「無常」
p.20
無常と縁起
無常 すべてのものごとは常に変化しているが、それは「縁起」の法により変化している。
縁起 縁によって起こること
雨が降る 風が吹く 花が咲く 葉が散る
因縁 原因(因)と条件(縁)
因だけでは何も起こらない
縁が加わって1つの出来事が生じる
pp.40〜42.
人々との縁
自分を変えることにより、つまり自分の転換によって周囲と調和できる。
p.45
読み返したページ pp.20〜47.
2024.01.04.