今こそ飛び道具を置いて、丁寧な暮らしを思い出してみるチャンスかもしれない
最近、朝の新しいルーティーンとして「お散歩」を始めました(と言っても、天気の悪い日や寒い日はやらなかったりとまちまちですが…)
今朝も家の周りを30分ほど歩いてきたのですが、その途中で犬の散歩をしていたおばあちゃんと「おはようございます」と挨拶を交わす場面がありました。
なんでか分かりませんが、僕これにすごく感動して(笑)、気温はまだ0度近い寒さだったにもかかわらずとても温かい気持ちになりました。
やっぱりいいですよね、こういうのって。
"便利じゃなかった"時代に立ち返ろう
2018年、北海道での大地震で大規模停電になったときも同じこと思ったんですが、元はと言えばこんな便利な生活はなかったわけです。
停電の話で言うと、電気があるのが当たり前だったのってここ100年くらいの話で(正確には分かりませんが)、それまでは別の方法で明かりを取り、ご飯を煮炊きし、生活していたわけです。
今の便利な状況は、そう考えると「ボーナスステージ」ととも言えると思います。恵まれてる!
今回も同じです。
感染拡大防止のため外出の制限こそされていますが、それ以外に家で特に不自由することもありません。電気も水道もガスも、インターネットも不自由なく使うことができます。
よく考えてみれば、こんなありがたい事はありません。
「当たり前」を見直し、感謝するチャンス
行動経済学の「プロスペクト理論」に示されているように、私たち人間は失うことや損することを極端に嫌い、恐れます。
本能的にプラスよりもマイナスに目が行ってしまいがちです。
しかし、よく考えてみると私たちが今「当たり前」だと思って享受しているものの多くは、もともとは私たちの体の中にはなかった「与えられたもの」です。
そこには先人たちの努力や、ものであれば開発やサービス維持に携わっている人たちの苦労や努力があります。
人であれば、元気でそこにいてくれて、自分が「会いたい」と思えるような素敵な人で居てくれる、というこれもやはり尊い一人ひとりの努力があります。
「当たり前」だと思っていることの裏には、実はいろいろなものが隠れています。
外出自粛が続くこの期間に、身の回りのありがたいなと思うことについて、今一度考えてみたいと思います。
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