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勝手にネット上のグラフをキレイにしてみた

こんにちは。

このnoteでは”分かりやすい表現”にまつわるテーマを取り上げて情報発信していきます📊

今回の内容はタイトルの通りです。(笑)
インターネット上のグラフって”これってどうなの?”というものをよく見かけますよね。そんなグラフをピックアップして、勝手に直してみました!

一応そのまま画像の引用は避けて、情報を少しぼかしたグラフをもとに、その改善をします(あくまで主観でグラフを作り直しています。こんなプレゼン場面ではこんな見せ方が良かったんだ、という場合はすみません!)

...余談ですがデータを一から入力しなおすの結構しんどかった。

ということで一つめのグラフはこちら!

例1 ある市町村における海外の方の登録数のグラフ

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よく見ると大体どこのことか分かりますね。。。笑

ここでは円グラフを用いていますが、円グラフは内訳を示すのに優れていますが、量を可視化することはできません🙅

何を伝えたいかによりますが、人数を記載している以上合計値も重要になってくるはずなので、合計人数を中央に、各区の割合だけをそれぞれ記載するとこんな感じになります。

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少しすっきりしましたね。

ただ、そもそも円グラフが最適かというと微妙です。
そもそも一つの地域の中でどの地区に登録数が密集しているか、を表現するならばマップグラフといわれるものが良いですね。(地図グラフともいわれています)🗾

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↑こんな感じで、人数が多い地域ほど濃い色で表示させています。
このように表現すると、どの地域に集中しているかが視覚的に分かりやすくなります。


では、続いてのグラフはこちら。

例2 ある県の農家数の推移のグラフ

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こういったグラフはたまに見かけますが、まずは3Dを2Dに直します。

3Dにしたから見やすいかというとそんなことはないですし、何よりx軸y軸だけで表しているグラフになぜz軸を追加するんだろう..。ひと昔前のPowerPointデザインみたいな印象があります。ほかのデザイン全般が3Dベースとかなら話は別ですが。

ということで元の2Dに戻すだけで少しすっきりします👦

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で、こちらのグラフは総農家数と、その内訳項目が同じグラフ上で別々に表示されていますね。

重複している情報はまとめることで認知的負荷を減らすことができます。今回だと、総農家数の項目が重複しています。

積み立て棒グラフでまとめてみたのがこちら。

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この通り、情報量が減ってすっきりしました!

上部に表示される合計値が総農家数で、その内訳+各項目の実数値を可視化しています。(実際のデータですがなぜかもともとの総農家数と合計値が若干異なるのが謎ですが、、笑)

今日のまとめです。

情報は極力シンプルに可視化

2つのグラフ修正の共通点は、
まとめられる情報はまとめること、目的に不要な情報を削ることです!
当然ですがグラフは情報を分かりやすく伝えるためのツールなので、目的にあった情報表現が大切です。

ウェブ上を探すといろんな情報がありのままの状態でアップされているので、ご自分でやってみると良いトレーニングにもなります!

また定期的に”分かりやすい表現”にまつわるテーマ(グラフ、情報表現、心理学など)の記事を上げていきます。

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