それぞれの違い
ちいさな人たちは
周りにいる友だちのことを
できる・できないで分けることはない
これが得意とか
これは出来ることとか
その友だち自身がどんな人なのかを
感じることができている
言葉にできない友だちには
手の動きでコミュニケーションが成り立つし
車椅子の友だちには
さりげなく後ろから押して連れて行くし
帽子を忘れて外に行く友だちには
帽子を被せてくれるし
相手のできること
自分のできることをしっかりと見ていて
補完しあうことを自然とやっている
大人は発達や成長が
早いとか遅いとかで見てしまうところがあるけど
子どもたちはきっと
いまのその姿の友だちのことを
そのまま受け止められるちからがあるんだなぁ
いまここにいる
子どもたちの姿を
少しの時間だけでも
そのまま受けとめてみよう
大人同士も
できないところを誰かに助けてもらおう