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【子育て日記】癇癪のバトン➖子どもの癇癪対応から学ぶ、目的の推測とアセスメント

男の子3人の兄弟。優しさのバトンも……だけれど、癇癪もバトンで受け渡されていく。

保育園から帰ってきた夕方


なぞに

「2階にある〇〇を取ってきてー!!ママがやってー!!」

と突然の癇癪を起こしてひっくり返って正体不明、わけわからんちんに怒り狂っていた次男アート。
(発表会の練習でお昼寝なしで、相当疲れてもいた模様)


こうなるとなんの話をしても届かない。ほかの家族は、嵐がすぎさるのを遠巻きに待つ。慰めも叱りもしない(そう、できないこともよくあるけど。)エネルギーを全放出し終えて本人が立ち直るのを待つ。キレキレ男の次男を、ほかの兄弟たちもいい感じで放置できるようになってきた。

※この時は、私は三男の吸入をしていたので、次男アートがこの吸入を持っていてくれるなら、ママが2階から取ってこよう。と条件を出すことで収まった。眠くて、三男じゃなくオレにかまってだったのかもね。


…がしかし。

その夜

長男タァが…
時間差でキレキレ癇癪になった。。。。ゲームをやりたいのに、宿題が終わらなくてゲームの時間がなくなったのがキッカケらしい。普段は諦めたり、5分だけどこかでやりたいと交渉してきたりするのに。この日は吠えるようにしてキレた。


次男アート「ママ〜、タァのあれ癇癪だねーー。アートもさっき癇癪だったよねー。」

こっそり私に耳打ち。。。。

……お、おうよ。癇癪だわな、そうだわな。自分の発狂を案外冷静に振り返る次男が笑える。


発狂する息子たちの目的はなんだろう? アセスメント。

癇癪を起こすことで、注目を集めるため?
ほかの兄弟より1番目立つため?
自分の意見を通すため?
母の気を引いて優位に立つため?
眠くてむしゃくしゃする気持ちをどこかにぶつけて発散するため?

私たちは、猛スピード、モーレツに「アセスメント」する。

ミラーニューロンには注意

人間の脳には「ミラーニューロン」と言って、目の前の人の行動を鏡のように映して行動してしまう機能があるそう。

そうだったのか。

たしかに。

発狂する我が子を見ていると、(どうしたの?何を言いたいの?)の聖母マリアモードから、(おい??!いい加減泣き止んだら?何言いたいかわけわからんし。)気づくと鬼ババアモード。自分も、怒り狂っていたりする。

子どもの発狂が自分に鏡うつし状態にならないよう距離を置きつつ、モーレツ「アセスメント」。

昨夜は寝室に、次男三男と行って距離をとってしばらく経ったのち…意を決して長男に声を掛けた。

ご本人に直接目的を伺う


粘り強く発狂泣きを続ける長男

そっと肩を抱き寄せつつ

「この涙は何を伝えたいんだろうねぇ…

ゲームができなくて、残念ね、よしよし。となぐさめてほしかったのかなぁ…

宿題は次の日の朝やったら?今はゲームしたら?とアイディアがほしかったのかなぁ…

大きな声出したらスッキリするから、とにかく大きな声出したかったのかなぁ…

それとも…なにかほかにある感じ?」

この発狂の意図を、長男に問う。

ご本人
「へ???うーーん…うーーん…わかんない、わかんないよぉぉぉぉ〜」と考えているうちに、泣き止みました(笑)

結論。
「集中力が途切れて宿題に時間がかかっている自分に腹が立っているから、どうやったら集中力が続くか、次の家族の議題にしてぇ〜〜😭」



行動・感情はリンクしていくな…

なんのために、その行動を起こしているのか。
どの感情を自分は選ぶのか。

自分も振り返っていきたいと思いました。

我が子にも、振り返ったり考えたりするきっかけになる声かけをしていこうと思いました。

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