私は4人兄弟の長女だけど…
私は4人兄弟の長女だけど、こちらの企画に参加させていただきます。
なぜ4人兄弟の長女なのに、こちらに参加しようかと思ったかというとこちら。
発案者であるリコさんの想いに触れたからです。
そう。こちらの企画、ひとりっ子だからいい、兄弟が多いからダメとか、そういうことではないんです。
『みんな羨ましい存在、みんなみんな素敵だよ』
リコさんのこの想いにいたく共感しました。
かといって、4人兄弟の私。
何を書こうか考えました。
私には、5歳年下の妹がいます。
ということは、5歳まではひとりっ子でした。
…そう考えると、2番目3番目の子というのは、ひとりっ子を味わったことがないのかもしれませんね。
そう思うと、5年間は両親の愛を一心に受けてきたわけです。
良くも悪くも😅
8歳年下の弟は、母の連れ子だったので、私と妹とは血の繋がりがありません。
ひとりっ子で育ってきた弟は、小学生になる頃、急に姉が2人出来ました。
これが、腐れ坊主でした🧐
ホントにわがままで、めちゃくちゃな子でした。
弟のめちゃくちゃなエピソードは色々あるのですが、ここでは1つだけ。
小学生の頃、夏休みの宿題を全くしない弟。
そこは血の繋がりがなくても私と似ています😁
母が何度も何度も「宿題やったの?」「勉強しなさい」「早くやりなさい」と言いました。
何度も言われ、弟は
「そんなにやれやれって言うなら、自分がやれ‼️」
と母に向かって言いました。
きれ〜な逆ギレを私は見ました。
今はめちゃくちゃいい子…いい大人になってますよ。
兄弟多いあるある。といえば、食。
食事は争い。競争と言われますね。
ぼんやりしていたら、自分のおかずはなくなってしまいます。
いつまでもあると思うな、親と食です。
おやつやフルーツを食べる時、みんなで奪い合いながら、食べていたので、食べれる分はやはり少ないです。
しかも、うちの母は食に対して執着があったので「みんなで分けて食べなさい」ということはなく、自分も子どもたちと混ざって食べていたので、さらに競争率は高くなります。
ただ時々、親と兄弟たちが出かけて、家に祖母と私だけになることがありました。(正確に言えば祖父や曽祖母もいたのですが)
すると祖母は「今日は、ひとりっ子だねぇ。柿食べる❓」「梨食べる❓」と言って、果物を丸ごと一個私に食べさせてくれることがありました。
この柿一個、梨一個を丸ごと自分1人だけで食べられる贅沢‼️
「ひとりっ子サイコー❣️」と言って喜んでいました。
グレープフルーツもあの一個を半分にしてスプーンで食べられるなんてこともほぼなく、みかんのように皮を剥いて、それを母が子どもたちに配って食べていました。1房づつ。
兄弟多いとかより、ビンボーエピソードになってきちゃったかも…。
では、本題のひとりっ子について。
『ひとりっ子』というと、わがままとか、マイペースとかというイメージがあった私ですが、周りのひとりっ子を見るとそんなことないなと、最近強く思うのです。
まず、ダンナの兄夫婦の間にいる姪っ子。
じじ、ばば、父、母、伯父と、大人たちと暮らしていた姪っ子。
今は専門学校の寮にいます。
彼女は、うちの娘よりも気が利くし、いい子。
うちの娘に「これ食べる❓」「これ飲む❓」と常に聞き、相手に合わせてくれる。
うちの娘より1つ下ですが、大人です。
なのに、うちの娘ったら、姪っ子がうちに遊びに来た時に、自分の分のコップと飲み物だけ用意して、姪っ子にはお茶ひとつも出さないという仕打ち…。
ホント、育て方間違えました…😅
続いて、私の弟夫婦の間にいる姪っ子。
例の綺麗な逆ギレをした弟、の子ですが、こちらもいい子。
わがままを言っているところを聞いたことも見たこともありません。
私の父が数年前亡くなり、喪主を弟がやってくれました。
その時、まだ小学校1年生だった姪っ子は、火葬や葬儀の時に、両親がバタバタと動き回っていたり、両親が前に行き、姪っ子1人で、その場にいなければならなくなった時にも落ち着いていました。
本当にいい子にしていて、うちの息子と同い年とは思えないほどの振る舞いをしていました。
さらに、私の従姉妹の子。
はとこになりますが、この子もうちの娘と同い年ですが、とてもいい子。
この子とは、お盆の時、しかもホント時々しか会ったことがありません。
娘とそのはとこが、中3の時のお盆だったと思います。
親戚の家で久しぶりに会い、挨拶をしたり、会話をしていた時、その子の会話がとてもスムーズなのに驚かされました。
なんていうんでしょう…。
大人に対して壁がないんです。
そんなに会ったことのない私たちに、身構えずに屈託のない笑顔で話をする姿に、びっくりしました。
うちの娘と大違いです。
うちの娘はあまり知らない人との会話なんて、身構えすぎて、会話がブチ、ブチと切れてしまいます。
知っている大人でも辿々しい会話になります。
ひとりっ子で育っている子の多くは、大人たちと長い時間を過ごします。
大人と会話をしますよね。
その時に、その大人たちが、子どもとして対応するのか、1人の人として対応をするのかで、子どもに与える影響は変わると思います。
…考えてみたら、ひとりっ子だからとか、兄弟多いからとかは関係ないですね。
どちらにしろ、大人は子どもたちに1人の人として対応する方が良い影響を与えますよね。
もちろんそれは、大人にさせるための態度や言葉かけではありません。
1人の人として尊重してあげること。
そして、甘やかすのではなく甘えさせてあげることも大切だと思います。
…とはいえ、私は子どもたちにそんな風にしてあげられませんでした。
上手く甘えさせてあげることも1人の人としての扱いもなかなか出来ませんでした。
まだ中3の息子がいるので、子育て中ではありますが…。
…と、ここまで書いて、さて、締めくくり、オチはどうしようかと悩みながらお風呂に行きました。
すると頭の中に浮かんだのは、少しテーマから外れてしまうようなこと。
…悩みましたが、ちょっと書かせてもらいますね。
季節の変わり目や年の変わり目、年度の変わり目、日にちの変わり目。
この変わり目というのは、体調や心を崩しやすくなるのだそうです。
かくいう私も年末に体調を崩しました。
年度の変わり目の春先などは特に、環境の変化もあり、体調を崩しやすくなります。
花粉症の方などは、その症状によって、さらに憂鬱になってしまいますよね。
憂鬱になると、色々なことを悪く考えてしまうこともあります。
今、もしかしたら体調も優れず、どうにも気分が上がらない人もいるかもしれません。
そんな時に「2人目はまだ?」とか「お宅はお子さんたくさんいるからもう慣れてるでしょ」とか、何気ない人の言葉に傷ついてしまうこともあるかもしれません。
人を責めたくなったり、自分を責めてしまうような思いにかられてしまうこともあるかもしれません。
けれど、どうか自分を責めないでくださいと、私は言いたいです。
過去を後悔したり、未来を不安に思うこともあるかもしれませんが、どうか今ある幸せを大切にしてほしいです。
今幸せだと思えなくてもいいです。
辛いと声に出してください。
助けてと声をあげてください。
『今』を生きてください。
…ひとりっ子のテーマから外れてしまってすみません。
ひとりっ子には、ひとりっ子の良さがたくさんあります。
兄弟がいるからいいとか悪いとかありません。
愛情たっぷりに育てましょう。
素敵なひとりっ子エピソード、3月31日まで募集しているそうです。
皆さん、どうぞ参加してみてください。
オチのない話を最後までお読みいただきありがとうございます😅
みんな愛されている。
幸せをありがとう🥰