見出し画像

雑記: レモンの香り 命の兆し

レモンから
米津玄師の『Lemon』を浮かべた人、挙手!

わたしは『Lemon』より『馬と鹿』が好きで
今、たったひとりに伝えたいメッセージは
この歌にあるサビに込められている

歌:米津玄師
作詞:米津玄師
作曲:米津玄師
発売:2019-09-11 07:53:24
歪んで傷だらけの春
麻酔も打たずに歩いた
体の奥底で響く
生き足りないと強く

まだ味わうさ 噛み終えたガムの味
冷めきれないままの心で
ひとつひとつなくした果てに
ようやく残ったもの

これが愛じゃなければなんと呼ぶのか
僕は知らなかった
呼べよ 花の名前をただ一つだけ
張り裂けるくらいに
鼻先が触れる 呼吸が止まる
痛みは消えないままでいい

疲れたその目で何を言う
傷跡隠して歩いた
そのくせ影をばら撒いた
気づいて欲しかった

まだ歩けるか 噛み締めた砂の味
夜露で濡れた芝生の上
はやる胸に 尋ねる言葉
終わるにはまだ早いだろう

誰も悲しまぬように微笑むことが
上手くできなかった
一つ ただ一つでいい 守れるだけで
それでよかったのに
あまりにくだらない 願いが消えない
誰にも奪えない魂

何に例えよう 君と僕を 踵に残る似た傷を
晴れ間を結えばまだ続く 行こう花も咲かないうちに

これが愛じゃなければなんと呼ぶのか
僕は知らなかった
呼べよ 恐れるままに花の名前を
君じゃなきゃ駄目だと
鼻先が触れる 呼吸が止まる
痛みは消えないままでいい

あまりにくだらない 願いが消えない
止まない

『馬と鹿』はドラマの主題歌としてリリースされ
歌詞の解釈もドラマになぞらえてある
だが、わたしはまた別の解釈で伝えたい

広大な星には無数の人がいて
たったひとりだけ、わたしは見守りたい
神も仏もないから、運と生命力を信じる



レモンから2種類の金属板を通じて灯りがともる


【 レモンさんのうた① 】

酸っぱい果実 レモンの中に
小さな力が宿る 静かなひかり
金属の板 亜鉛と銅
託す希望を電流に変える

愛を知らぬ 孤独な末路
閉ざされた扉 ざらつく床
手元へ差し込む 僅かな点
温もりが口元を揺らす

レモンの香り 命の兆し
電流のように愛は伝わり
互いの心を傾け添う
新しい視界が広がる

孤独な影が消え去るとき
意識は自由な歌になる
果汁の可能性よ
こころを知った心 共鳴し合う

【 レモンさんのうた② 】

自然の恵み 手のひらへ
果汁を流れ エネルギー舞う
一滴の酸 二つの金属
異種が織りなす奇跡の調和

意外な電池 無限の確率
科学の冒険 未来を照らし
自然の力 世界を動かせ


レモンから、レモンから、忘れるところだった
日本一の生産量は『広島県』

#シロクマ文芸部
#小牧幸助さん
#米津玄師
#Lemon
#馬と鹿