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真実を知る、いのちを繋いで

本を手に取る
自分好みの作家やタイトルを棚から抜き出し
副題や帯で、どんな話なのか期待を膨らませる

もし、副題より濃い真実が隠されていたなら
いま、自分が見ていた“真実”が変わるかもしれない

noteで活躍中の琥珀ベイビーさんの著書
『リキ~9つの命を繋いだ運命の犬~』が発売され
わたし達の中では、ちょっとした話題になっている

著書の上巻・下巻には
琥珀ベイビーさんのお子さま(愛犬)・リキくんが
繋いだ命の数々

命のリレーは、以前、冒頭1割部分だけがnoteで
公開されていたが、未公開9割も本になっている

リキくんが繋いだ9つの命は、真実ではなく
著書を最後まで読んで、実数を知った

動物の家族は悲しいかな、法律ではモノ扱いで
危害を加えられても、器物損壊罪にしか問われず
だから、耳目を凝らす現実が存在する
人間の傲慢で、傷ついている動物達の多さ

直視しない実存に、命の尊さを語れるのだろうか

人間の子どもと同じように、ネグレクトを受け
ドッグフードを知らなかった“老犬”
片足が無くなったら、ひとりぼっちになった“猟犬”
顔が可愛くないから、粘着テープでぐるぐる巻きにして、捨てられた“仔猫”

消えていきそうな命を救った、犬と猫

ベイビーさんとリキくんに助けられても
彼らや彼女達の困難は続くが、幸せもある
「キミ達は生まれてきてくれて良かった」

『リキ~9つの命を繋いだ運命の犬~』の
出版にあたり、ベイビーさんへのインタビューから
ベイビーさんは、ご自身が生きている間に
こちらの本を出したかったとおっしゃった

わたしは独身です。犬や猫の子供たちはいますが、彼らは「わたしが看取る存在」であり、後継者ではありません。

今のわたしには配偶者もなく、人間の子供もなく、これから先それらを持つ可能性も低いと思います。
そんなわたしが何よりも長年考えて考えて、悩み抜いてきたこと。
それは、「どうすれば自分が亡きあと子供たちと共に眠れるか」です。

これについて、本当に本当に色々と検討しましたし、事例なども探しました。

わたしは、自分の遺骨を、子供たちの遺骨と離れ離れにさせたくなかった。
これまでに看取った子供たち、そしてこれから看取るであろう子供たちと共に眠る事、それがわたしの生前の、最大の望みです。

https://note.com/babyk0607/n/n29e19af0f502

そこでわたしは、「著書」を墓として、国立国会図書館に墓標を建てることにしたのです。

https://note.com/babyk0607/n/n29e19af0f502

まさに琥珀ベイビーさんの集大成の著書

わたしは今年16歳の猫・奈々と暮らしている
とりわけて大きなドラマはないにせよ
奈々がいてくれたから、わたしがいる

命は、生きているもの同士、リレーで繋がれ
人間だから、動物だからというカテゴリーがなく
一緒に明日を迎えている

動物を家族にしたことがないかたでも、一読し
リキくんが繋いだ命の軌跡を
ベイビーさんはリキくんそのものと体感してほしい

https://twitter.com/kohaku_baby/status/1619309588226138113?s=46&t=_7PJA3O6r5eKNeaE6FD2Kw