100%の客観か…
人は主観から逃れられないと思う
試験管の中にある液体が、試薬で色を変える
大胆に変色するなら、ともかく
微量なら、自分の頭を通過した客観なので
色が変わったといえば、変わり
色が変わらないといえば、変わらない
実験は、機器があって数字の評価で
そんな原始的ではないけど
人が他人を見るとき
冷静沈着な人だって、無意識にバイアスが入り
客観100%はあり得ない
感情を失くした精神病患者であれ
他人へ説明するとき
互いが見られる状況や相関図などを、下敷きにし
裁判のように、時系列や証拠などを並べた上で
遠くに離れて眺めているかといえば
日常では、それらはなく
相手が反証する材料を無視してジャッジする
他人から聞くとき、自分で考えるとき
物事の見方を調整する必要に迫られるはず
客観とは、現在進行形において
近眼的な客観より、証明を俯瞰する努力が
要るのではないかという
めるさん、わたし思うのよ
モノ書くなら、ある程度の俯瞰は必須で
わたし達、修行の途中にいるって実感するわ