人間が不完全なまま、今日もいる
誰かのためを思って優しくする
わたしは出来てない
誰かが何を欲しているか、分かっていても
力になれるだけの能力が欠如したり
誰かが何を欲しているか、分からなかったり
「どうしよう」と思って
声をかけて、お叱りを受けたり
言葉が出て来ず、冷たいって言われたり
ひとりが気楽と感じる場面が多々ある
ドス黒い腹の中で、相手に叱られながら
「じゃ、あなたはわたしに何をしてくれたか」
反発していることもある
予測できる出来事に対処するのは
相手への優しさではなく、我が身を守るため
副次的に、結果的に
相手がわたしへ優しいと感じただけ
大きなお世話とか、相手がどう思おうと
本音は自分が守れたらいいんだよ
大きなお世話になるほど、大したことはできない
それが証拠に、ベクトルはわたしの方を向いている
人間が不完全なまま、今日もいる
世の中は一部、勘違いでいる
大きなお世話や余計なお世話ができるほど
わたしの器は大きくない、他人のために変化しない
それが本当のところなんだよ