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冬がはじまるよ【立冬の養生】

11月7日は立冬。
今日から冬のはじまりです。暦どおりの寒い日になりました。昨日とは10℃ほどの寒暖差がつらいです。

立冬の朝の空


冬は春に活動するエネルギーを蓄える時期。

ここで蓄えられずにいつものように動きすぎて消耗ばかりしていると、春に不調となり思いどおりに活動できなくなります。春によく体調をくずす方は冬の過ごしかたを気をつけてみてください。

冬は生命力を担う臓器「腎」が活発に動き、体に栄養を蓄えようとします。だけど、

腎は寒さに弱い。腎の元気を補う食材と冷え対策が冬の養生。


腎が弱ると、足腰の衰え、抜け毛、白髪、腰痛、頻尿。骨や髪、膀胱に影響がでます。腎の管轄は耳や歯にもあります。

薄毛も白髪も冬に進むと言われます。ま、老化現象全般が冬に進むのですが。見た目年齢死守しましょ。腎を守りましょう。

「温める」と「冷やさない」は違うのです。


腎を弱らせないためには体を冷やさないのが鉄則。大事なのは「寒くないから大丈夫」ってことではなくて。最初から冷えないように備える。その感覚がなかなか難しいのよね。

といっても備えすぎると暑くて汗をかいてしまうので(汗が冷えると寒くなる)自分の体の微妙な違いや体感をよく観察しなければ。

なのですが、みんな自分のことは二の次になってしまうのよね。家族や外部への対応、人との交流に全神経もっていかれるので、自分の体の微かな変化に気づくのが難しいのよ。

まずは三つの首(首、手首、足首)とおへそ周り(お腹、腰)は冷やさない。
「寒いっ」てなってからじゃなくて。最初からマフラー、レッグウオーマー、腹巻き、カーディガンなど着脱できるもので調節しましょう。


冬の食養生

冬は腎を養う黒いものと海のものを積極的にとります。

黒ごま、黒豆、黒きくらげ、黒米、
わかめ、のり、ひじきなど海藻類、牡蠣、帆立など貝類、いか、鮭、まぐろ、たら、なまこ

冷え対策にはにら、えび、くるみ、シナモン、生姜など
乾燥対策には山芋、牡蠣、帆立、ごま 

薬やサプリが体を治してくれるわけではなくて、自分の体の底力もせっせと引きあげておかないと。いや、せめて落ちないように現状キープできないと健康な未来はないのです。

まずは養生しながら冬を乗り越えましょう。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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祐希@身体と心を整えます
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