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気圧が下がるときは自分を思い切り甘やかしていい

先日美容院で髪を乾かしてくれている助手さんが
「私はいつも雨の日は頭痛がひどくて、
台風のときは本当にしんどかったです」というので

「そういう人多いですよね。無理しないで早く寝ることですよ」なんて当たり前のことをいったのですが。

時間もなかったし、究極のワンポイントを伝えるとしたらこれに尽きるのです。


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気圧が下がると、空気が薄くなり、体にかかる圧も低くなります。血管内の圧力もへるため血の流れもゆっくりに。そう、巡らなくなるのです。

血や栄養や諸々の物質の流れが滞る。

すると、体は元気がなくなり、疲れやすく無気力に。頭もぼーっとして眠くなります。


血管圧の調整を担う自律神経も急激な気圧変化が起こると「これは体の危機!」と交感神経が優位になりストレスがかかります。

地球上にいる生物すべてが気圧の影響を受けながら生きています。自然界の動物たちは、気圧が下がるとじっとして動かずにお休みモード。

人間だけがいつもと変わらず忙しく動き回っている。体調を崩すのも当たり前ですよね。

漢方の先生がたは「明日は気圧が下がるよー、無理しないでー」なんてXのポストで呼びかけておられます。

それを受けて私も娘に、
「早く帰って、早く寝て」なんてメールしてます。
ご飯はレンチンでもいいから楽をして休みましょ。

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気圧が下がるときは、無理をしない。体を冷やさない。5分でも早く寝る。

予定も入れずに「気圧が下がるので今日は失礼します」と帰る。
「気圧が下がるのでお母さん(妻)はもう閉店します」と早めに寝る。

あれもやらなきゃ、これをしてからじゃないと、ではなく、自分を思い切り甘やかしていいのですよ。気圧が下がるときは。

今日やらなくても明日でも明後日でもいいのです。

自分勝手と自分を大切にすることは違います。

不調を抱えてダウンするのは、人のために動きすぎている人。自分の好きなことをする時間もとりましょう。

それでも「そんな時間とれないわ」と嘆く人は、低気圧がくるときは自分を甘やかす、と決めてはいかがでしょうか。雨降りが待ち遠しくなったりして。


最後まで読んでいただいてありがとうございます。



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ゆりのゆき@身体と心を整えます
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