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胃腸と心を休ませる【小寒の養生】
1月5日は二十四節気の「小寒」です。
続く2週間後は「大寒」ですから、一年で最も寒さの厳しい1ヶ月です。
寒さに弱い「腎」の負担も大きくなります。疲れやすい、体がだるい、寝ても疲れがとれない、気分がふさぐ、人と喋りたくない、なんて不調もみられます。
また、年末年始の食べすぎ、飲みすぎで胃腸もお疲れ気味。さらに連休明けの出勤で緊張や気苦労も多く、ますます疲労はたまってしまいます。
胃腸が弱ると、気分が落ち込みがちになります。新年なのにどうも気分が上がらない。気力が湧かない、と感じる方は胃腸を整えましょう。
ほたて、たら、かぶ、大根、キャベツは、胃腸の働きをサポートし、疲れた体を元気にします。
たらや昆布、葉物野菜は、飲みすぎ、食べすぎでたまった体内の毒素を排出し、胃腸の負担を軽くします。
そして、早く寝ましょう。睡眠中は、新陳代謝が活発になり老廃物の排出が進みます。
朝起きたときに朝日を浴びると、夜ふかしや朝寝ぼうで狂った体内時計をリセットできます。
そして、今日1月7日は七草粥の日。
せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ。
冬の寒さに耐えて芽吹く春の若草には、生命力が溢れています。そのパワーを体にとり入れて無病息災を祈りたいものです。
お粥というとついすすってしまうけれど、お粥は飲み物ではありません。
ゆっくりよく噛んで胃腸の負担を減らしましょう。
体がぽかぽかすると、気分もほっこり。今日は無理をせずに、自分を甘やかして、ゆっくり休みましょう。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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