梅雨のじめじめをお灸でふきとばす
じめじめとした湿度が体にまとわりつくような毎日です。
今までにも書いてきましたが、
体内に湿気をうまない、ためこまない。
梅雨を快適に過ごす第一条です。
が、私にもやってきました。梅雨の不調の源、湿の邪におそわれる日が。
重だるい、やる気がない、食欲がない、お腹がぐるぐるする。おまけにエアコンの冷えでも絶不調。
こんな時は散歩に行って少し発汗して、たまった湿をとばすか、お風呂か足湯か。なんて考えてましたが、即効性があるのはお灸。
足から温めて、体の中で悪さをしているじめじめを追い出します。
足にお灸をする湧泉と三陰交
水は重いので足にたまりやすい。だから体は足元から冷えていきます。お灸で足元を中心に温めます。
お灸がない方はホットタオルやカイロ、湯たんぽでも代用できますよ。
🔸湧泉
気力、体力を回復させ体にエネルギーをもたらすツボ。
全身の血行をよくし、体のだるさや疲れ、足の冷え、むくみに効きます。胃の重さや腸の張りなどお腹の不調も改善します。
すぐにだるさがとれて、食欲も戻りスッキリしました。
じんわりと温かくなったら効いている合図。
温かさが感じられないと2、3回繰り返してもいいのですが、初めてのお灸の方は一日一回から。
足裏がポカポカしていると気持ちいい。
湧泉は足の指を内側に曲げたときに凹むくぼみ。
🔸三陰交
血液の流れを促すので女性のお悩みに万能ツボ。
冷え症、生理痛、生理不順、PMS、むくみ、更年期、不眠、貧血、頻尿、婦人病など。
足からじっくりと温まってきます。
エアコンの部屋では靴下も必ず履くけれど、アンクル丈のレッグウォーマーで三陰交を冷やさないようにするのも大事。冬はここに貼るお灸を貼ったりもします。
とにかくここさえ守っておけば不調知らずで過ごせます。
お灸でマインドフルネス
忙しく慌ただしい毎日。気持ちはいつでも外の世界に向いています。
だけど、
お灸をすえる7分間。
徐々に温かくなるのを感じながら。体の変化と向き合う時間です。
マインドフルネス。ただただ煙を眺めて、よもぎの香りに癒される静かな時間です。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。