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不安、心配がとまらないのは血の不足

体は私たちに不調というサインを出してきます。
落ち込みや不安がつよく、感情が不安定になるのは心血不足が主な原因。

🔸五臓の心(しん)は血を送りだす心臓と同じ働きと、人の精神活動も担っています。

全身に送る血がたっぷりあると心は安心します。血が足りないと、そわそわして落ち着きがなく、不安が大きくなって怖くてたまらなくなります。動悸や息ぎれも。

いつも頭の中で思考や不安がぐるぐるしていると、脳も興奮状態。だから怖い夢もよくみます。夜中にハッと目が覚めて「怖いー」と震える悪夢を。

はいはい、ストップー。

「私は傷ついた、悲しい」なんてくよくよしていないで、生活を見直して、血の不足を解消しましょう。

🔸血を増やすためには、なぜ血が作られていないのかを考えます。

①血を消耗しすぎている。動きすぎ、働きすぎ、考えすぎ。夜更かし。
②血が作られていない。
*胃腸の弱り。食べてもきちんと消化吸収ができずに栄養分から血が作られない。
*偏食、欠食が多く、血を作る材料がない。

チェック項目は、

▫️忙しくしてずっと動き回っていないか。
▫️睡眠はきちんととれているか。眠っている間に血は作られます。起きている時間は消耗しかしないですから。
▫️暴飲暴食で胃を酷使していないか。
▫️一日3度食事をとれているか。


ちなみに、イライラが止まらなくなるときは、肝の血が不足しています。肝は、血を貯蔵して、古い血と新しい血をいれかえる働きをしています。

「やばいですよー、足りませんよぉー」血が不足してくると、肝からのサインがきます。
ちょっとしたことで、イラッとしたり急に落ち込んだり。

「なんかおかしいな私、いつもと違う」って思ったら、直近の生活を振り返ってみましょう。きっと思いあたることがあるはず。

自分の体や心の変化を敏感にキャッチできる。養生の基本ですが、案外難しいのです。私も最近わかるようになりました。

アンテナを張って体や心のサインをしっかり受けとりましょう。それが「未病先防」につながります。


最後まで読んでいただいてありがとうございます。



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ゆりのゆき@身体と心を整えます
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