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【猫の不調】薬膳カウンセリングを受けました
12月に入り、ある朝猫さんが足をよろめかせて
リビングにやってきました。
体を斜めに傾けている。左後ろ足がちゃんと立ててない。力も入らないようで高い所にジャンプできない。
なんだ?なんだ?
昨日は普通だったのに急な変化にびっくり。
骨折や脱臼や肉離れなど外傷はなさそう。
歳をとると、高い所にジャンプできなくなるとは聞いていたけど。それにしては早いんじゃないか?(7歳)
1ヶ月前から左目から涙が出ていた。
涙が出るのは、体内の水分の排出がうまくいってないから。足にも水が溜まって動きにくいのか。
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考えた末、カウンセリングを受けることに。
わんこごはんのパウプラスさん。
何度もペット薬膳のセミナーを受講しています。
zoomでのカウンセリングを受けた結果。
体の左に症状が出る場合は、消化器系に問題があるか、
血の問題。決め手は便の状態。乾燥しているカサカサ便。体内に便を潤わす血が少ない。
血が不足している血虚という状態。
血が少ないと、流れも悪くなる。ドロドロ血になる。これは瘀血(おけつ)という状態。
人でも瘀血になると、筋肉が強張り、引き攣る。
肩こりや偏頭痛、腰痛、生理痛など痛みを伴う症状が現れやすい。しかも徐々にではなく、突然くる。
猫の足がよろめくのは瘀血が原因。
触って左右比べてみると確かに筋肉が硬い。
瘀血は血栓ができやすい。腫瘍ができやすい。血が少ないと内臓も動きにくい。
猫に多い腎不全も瘀血がベースにあることも。
冬は寒いから、血行も悪くなる。だから瘀血が悪化しやすい。体を冷やさないよう温める。
血を作りながら、血流を良くする食材を食事で取り入れて、不要な水分は尿としてしっかり出すことで巡りをよくします。
①血を作る
鰹、鮭、いわし、ぶり、まぐろ、牛肉、豚肉、レバー、あさり、卵、小松菜、人参
②血流をよくする
黒米、黒豆、青梗菜、なす、菜の花、鮭
③尿を出す
きゅうりや冬瓜、ズッキーニなど瓜系。ハトムギ、黒豆、白菜、水菜
マッサージも大切。筋肉をほぐし、血行を促します。
といってもたいていの猫は足に触られるのが嫌い。
うちの子も噛みついてくるほど嫌がる。
せめて、背中を撫でるだけでも良いそう。
左後ろ足が悪くなると、右前足に負担がかかり硬くなるらしい。
右前足の付け根あたりをマッサージ。と言っても2、3回触るだけで限界だけど。
約1時間あまり、たくさんのアドバイスをいただけました。
病院に行っても痛み止めの注射だろうなと思ったので。一時的に治っても原因を取り除かないと何度も再発しますから。そうなると、老化とか体質とか言われちゃうのがオチですしね。
未病の段階で原因がわかって、改善方法も教えてもらえてよかったです。
瘀血改善に向けて頑張ります。
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