美しいまわり道
昨日から二十四節気の「穀雨」
春は立春から始まり穀雨で終わります。
そう、いつのまにか春の終わりが近づいています。
穀雨は植物を育てるめぐみの雨。
やわらかな雨が大地を潤し、若葉が育つ季節。
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ストレスや怒りをいつも抑えていると、
他の感情にもストッパーがかかります。
自然の美しさや四季のうつりかわりを観察、発見、感動する感性も蓋をされてしまいます。
それでなくても
目の前の日常をこなすだけで精一杯。
慌ただしい毎日を多くの人がおくる社会。
私も
アスファルトの道をただまっすぐ見つめ、自転車をこいで通勤していました。
周りの自転車や車を気にしながら。
歩いている人が急にとびだしてくると
「もうっ」とかイラつきながら。
10年以上続けていたけれど。
なんとなく気分がよくホッとするので、
今は徒歩で回り道をしながら通っています。
車も自転車も通らない道を。
四季の変化、太陽の日差し、風のつめたさ、やさしさを肌で感じながら。味わいながら。
目や耳をつかって感覚の回路をひらいてみると、気持ちがゆたかに。おおらかに。人にも自分にも優しくなれます。
これからの季節は、
雨の音に耳をすませて、土のにおいや花のいろをたのしむ。
雨上がりは木々のみどりも一段と鮮やかに感じられるでしょう。
美しいものを美しいとかんじる心が美しい。
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